時事通信が6月に実施した最新世論調査によると、来月実施が見込まれる参院選比例代表の投票先として、自民党が支持率を伸ばしトップとなりました。野党では立憲民主党が微減、国民民主党は大幅な減少を示しています。
参院選比例代表の投票意向詳細
調査で最も多かったのは自民党の24.5%で、前回5月調査から4.8ポイント増加しました。一方、立憲民主党は1.1ポイント減の8.3%でした。前回は野党でトップだった国民民主党は5.2ポイントの大幅減となり、6.0%にとどまっています。
国民民主党 玉木雄一郎 代表 記者会見 国会
4番手以下は、日本維新の会4.4%(前月比0.3ポイント増)、公明党4.0%(同0.4ポイント減)、参政党3.5%(同1.5ポイント増)、れいわ新選組3.1%(同0.6ポイント減)、共産党2.2%(同0.5ポイント増)、日本保守党0.7%(同0.2ポイント減)、社民党0.5%(同0.2ポイント減)の順でした。
年代別・政党支持率全体
年代別に見ると、30代を除く全ての世代で自民党がトップの支持を得ました。30代では国民民主党が10.8%で首位となっています。
政党支持率全体では、自民党が前月比1.7ポイント増の18.9%でした。立憲民主党は前月と同じ4.4%、国民民主党は2.3ポイント減の3.4%でした。以下、公明2.8%、参政2.5%、維新1.6%、れいわ1.5%、共産1.4%、保守0.7%、社民0.4%となっています。支持政党なしは58.2%でした。
調査概要
今回の調査は6月13日から16日にかけて、全国の18歳以上の2000人を対象に個別面接方式で実施されました。有効回収率は58.1%でした。
今回の時事通信世論調査では、参院選比例投票先、政党支持率ともに自民党が支持を拡大する一方、国民民主党は特に比例で大幅な減少が見られました。高い「支持政党なし」の割合も継続しています。
【調査元】時事通信社