[21日 ロイター] – イスラエルのカッツ国防相は21日、イラン革命防衛隊の海外作戦を担うコッズ部隊の司令官を殺害したと発表した。イランのコムにあるアパートで攻撃したとしている。
カッツ氏は声明で、殺害したのはコッズ部隊のパレスチナ隊を率いていたベテラン司令官、サイード・イザディ氏だとした。イラン革命防衛隊の確認は得られていない。
コッズ部隊は「抵抗の枢軸」として知られるアラブの同盟網を構築した。1982年にレバノンの民兵組織ヒズボラの創設に関わり、ガザ地区でパレスチナのイスラム組織ハマスを支援するなどした。
しかし、ここ2年ほどは大きな打撃を受けている。ハマスが2023年10月にイスラエルを攻撃して以降、イスラエルの攻勢によってヒズボラなども弱体化した。