東京都議選の投開票が22日行われ、千代田区(定数1)で3期目を目指した都民ファーストの会の現職、平慶翔氏(37)が落選した。同区では7人が立候補し、無所属で公認会計士の佐藤沙織里氏(35)が初当選した。
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平氏はタレント平愛梨の弟、女優平祐奈の兄で、サッカー日本代表長友佑都の義理の弟。“著名人候補”の1人だった。
22日深夜に「皆様へ」と題して自身のX(旧ツイッター)を更新。「日頃よりお世話になっております。この度の東京都議会議員選挙において当選を果たすことができませんでした。深くお詫び申し上げます。私に一票を投じてくださった6,986名の方々、期待をしてくださったのに大変申し訳ありません。
選挙期間はもとより日頃からご尽力いただいた皆様には心より感謝申し上げます」と“敗戦の弁”を記した。選挙戦最終日の22日夜、小池百合子知事が応援に駆けつけたが届かなかった。
平氏は国士舘大を卒業後、一般企業営業職、衆院議員秘書を経て2017年、都民ファーストの会から都議選に出馬して初当選。2期8年都議を務めた。