6月21日、TOKIOの松岡昌宏(48)が石川県七尾市に姿を見せた。主演舞台『家政夫のミタゾノ』の石川公演初日を終えた松岡は、報道陣を見つけると被っていた帽子を取り、無言で深々と一礼してその場を後にした。この松岡の行動は、長年苦楽を共にしてきたTOKIOのメンバー、国分太一(50)の不祥事を受けたものと見られている。
国分太一氏の不祥事を受け、石川県七尾市での舞台公演後に報道陣に深々と一礼するTOKIO松岡昌宏
国分太一氏の不祥事、日テレ社長会見での発表
国分の不祥事に関する報道は、この前日、日本テレビの福田博之社長(63)が行った会見で正式に明らかになった。福田社長は会見で、国分に過去にコンプライアンス上問題のある行動が複数確認されたため、レギュラー出演していたバラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』から降板することを発表した。
しかし、会見では問題行為の詳細についてはプライバシー保護を理由に一切明かされず、福田社長は記者からの質問に対し「申し上げられません」「これでご勘弁いただきたいと思います」と繰り返すに留まった。
報じられた具体的な問題行動の内容
問題行為の詳細が伏せられた一方で、一部のスポーツ紙や週刊誌では、国分による過去のセクハラやパワハラ疑惑が取り沙汰されている。報道によると、国分は『鉄腕DASH』の制作スタッフに対し、複数回にわたって卑猥な動画をLINEで送りつけたり、卑猥な画像を送信するよう要求したりしていたとされる。
株式会社TOKIOからの公式発表と国分氏の処分
同日、国分の所属事務所である株式会社TOKIOの公式ホームページでも、代表取締役の城島茂名義で、国分のコンプライアンス違反が判明したと発表があった。《本人とも協議の上で猛省を促すべく、6月20日付にて無期限で全ての活動を休止することといたしました》と報告された。
松岡昌宏の対応と世間の反応
この国分の事案に対し、責任を感じて頭を下げたであろう松岡に対し、インターネット上では同情の声が続出している。「松岡が頭下げる必要なんて全くないんだけどね」「グループとはいえ個人やろ 松岡くん何も悪くないのになんでなんやろう可哀想」「本人が表に出てきて謝罪すべきなのに意味わからん。松岡くん悪くない」「同じ会社とは言え、本人は会見もせず雲隠れで他のメンバーが各所に謝罪に追われているのは流石に気の毒」といったコメントが見られた。
一方、国分は事務所の公式サイトを通じて謝罪コメントを発表したが、《長年の活動において自分自身が置かれている立場への自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさが全ての原因》と書かれているだけで、具体的な事柄についての説明はなかった。これを受け、世間では「会見できちんと説明すべき」との声が高まったが、TBSの報道によれば、STARTO ENTERTAINMENT社の関係者は国分の記者会見の開催予定はないと回答したという。
報道陣の前で頭を下げ、一部では舞台の共演者やスタッフにも直接謝罪をしていたとされる松岡に対し、当事者であるにも関わらず、公式サイトでのコメント以外に表舞台に出てきていない国分氏の「不誠実」さが際立って見えている。
仲間に頭を下げさせた国分氏は、今、何を思っているのだろうか。
参照
- https://news.yahoo.co.jp/articles/dc3817e3046e1a24399cd36203545ee1bcb6f125
- https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2483585/image/1/?rf=2&utm_source=yahoonews&utm_medium=referral&utm_campaign=photo
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