歌手・蒼一心さん、大腸がんステージ3を報告 闘病へ決意「絶対に負けません」

歌手の蒼一心さん(あおい・いっしん、42歳)が6月24日までに自身のブログを更新し、大腸がんに罹患したことを明らかにしました。「私事ですが‥‥とても大切な報せ。」と題されたこのブログ投稿は、インターネット上で大きな反響を呼んでいます。

蒼さんはブログの中で、体調に違和感を覚えたため病院を受診し、紹介された大学病院で精密検査を重ねた経緯を報告しました。その結果、「ステージIIIの大腸癌」と診断されたことを公表しています。

診断を受けて、蒼さんは現在の自身の体調について「体調や食欲、歌う事に関しては何も問題無い」と述べました。しかし、診断結果には「自分でも戸惑いと驚きの中」にあるとし、「事実を少しづつ受け止め手術に臨みたい」と、今後の治療として手術を受ける意向を示しました。

病気と診断され、自身の状況について考える人物のイメージ画像病気と診断され、自身の状況について考える人物のイメージ画像

この大腸がんの診断と手術に向けた入院・療養のため、蒼さんは出演を予定していた7月3日(木)の渋谷La.mamaでのイベント出演を断念することを発表しました。「楽しみにしてくださっていた方々も居ましたし、僕自身生音で歌える事が楽しみだったので非常に残念な気持ちであるということと、本当に申し訳ありません」と、ファンへの謝罪の言葉を綴りました。同時に、今後の目標として「7月12日(土)の湯楽城出演を目指して心と体を整えていければと思っています」と、療養期間と復帰の希望時期に言及しています。

蒼さんは、自身のブログで「病魔と向き合いこのブログに今の気持ちを少しずつ綴っていこうと思っています」と今後の情報発信について触れ、「絶対負けません」と力強く闘病への決意を表明しました。

この報告に対し、インターネット上ではファンから多くの応援コメントが寄せられています。「みんな応援してます エイ、エイ、オーー」「治療に専念して必ず元気になって素敵な歌声聞かせて下さいね」「絶対!!大丈夫」「きっと大丈夫!!」「癌なんかに負けずに頑張って下さい!」「一心さん 病は気からだよ 気持ちを強く持って」など、励ましの声であふれています。

また、入院生活を開始した後のブログ投稿「入院初夜。」では、病院の環境について「色々な電子音や何やら静かになる事が無いんだなぁ」「普段時計の秒針の音でさえ寝れないのにこの環境があと一週間以上続くのかと少し心配」と、不安な胸中を明かしました。この投稿にもファンからは「無事、手術が成功しますように祈ってます」「必ずよくなる!と信じて」といった、手術の成功と回復を願う温かいエールが送られています。

蒼一心さんは、千葉県出身で1982年9月生まれの42歳。2016年にメジャーデビューを果たし、ムード歌謡歌手として活動しています。

今回の診断は突然の報せでしたが、蒼さん自身の言葉からは病気と向き合い、乗り越えようとする強い意志が感じられます。多くのファンからの温かい応援を力に、回復に向けて闘病に励んでいくこととなります。今後の蒼さんの活動と回復を心から応援したいです。

出典:まいどなニュース / Yahoo!ニュース