元TOKIOの国分太一氏（50）がコンプライアンス違反により無期限の活動休止を発表したことは、各方面に大きな波紋を広げています。特に、長年にわたり深い交流を持つタレントの出川哲朗氏（61）は、この事態に相当なショックを受けている模様です。その背景には、国分氏がレギュラー出演するテレビ東京系の人気番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか？」の収録に参加していたことがあり、この収録分がお蔵入りとなる可能性が高いからです。
出川哲朗、国分太一の活動休止にショック
国分氏の活動休止が発表された後、出川氏は6月22日放送のTBS系情報番組「アッコにおまかせ！」に出演し、現在の心境を語りました。出川氏は「20年以上前になりますが、レギュラー番組を一緒にやっていた。私の知っている太一君は誰にでも優しく、周りにも気を遣う人」と、国分氏の人柄に触れました。コンプライアンス違反という事態については「びっくりしたとしか言いようがない」と神妙な面持ちで述べ、深いショックを受けている様子がうかがえました。二人は1998年から2003年にかけて、日本テレビ系「ぐるぐるナインティナイン」の人気コーナー「グルメチキンレース ゴチになります！」で共演しており、これがきっかけで長年にわたる親交が続いています。
盟友の出川哲朗氏と国分太一氏、「出川哲朗の充電させてもらえませんか？」収録時のツーショット
「充電させてもらえませんか？」への影響
国分氏は先月5月25日、自身のX（旧ツイッター）にて「今日は出川さんと久しぶりに仕事させていただき私の心も充電させていただきました」と投稿。出川氏との2ショット写真と共に、「出川哲朗の充電させてもらえませんか？」の収録に参加したことを報告していました。この番組は、出川氏がゲストと共に電動バイクで全国を旅する人気企画です。テレビ東京関係者によると、国分氏は5月25日に静岡県で行われた収録に参加。現地では近隣住民との交流も楽しんでいたとのことです。この収録分の放送は7月5日に予定されていましたが、今回のコンプライアンス違反問題を受け、お蔵入りとなることがほぼ確実視されています。
急遽の放送変更と他番組への波紋
今回の事態を受けて、すでに番組側での対応も始まっています。6月21日に放送された「充電させてもらえませんか？」の回では、通常であれば放送の最後に次回放送日を予告するテロップが表示されますが、この回では急遽テロップが削除された状態で放送されました。これは、前日の20日に国分氏の活動休止が発表されたことを受け、急遽再編集が行われたためと見られています。また、国分氏は7月9日に同局系で放送予定だった「テレ東音楽祭2025～夏～」でMCを務める予定でしたが、こちらも無期限活動休止に伴い出演しないことが決定しています。「充電」への出演は、「音楽祭」の番宣も兼ねていた可能性も指摘されており、出川氏が過去の「充電」収録で国分氏の笑顔がプリントされたTシャツを着て参加したことがあったことからも、その関係性の深さがうかがえます。テレビ東京関係者は「今回の問題には相当ショックを受けたと聞いています」と、改めて出川氏の心情に言及しています。
長年の盟友である国分氏の突然の活動休止は、出川哲朗氏にとって計り知れない衝撃を与えているようです。共に過ごした時間、仕事での共演、そして楽しみにしていた番組での再会が、予期せぬ形で断ち切られた今回の事態は、単なる「ヤバいよ」という出川氏の口癖では片付けられないほどの大きな波紋を広げています。人気タレントのコンプライアンス違反が、関わる多くの人々に影響を及ぼす現実を改めて示しています。
Source: 東スポWEB / Yahoo!ニュース
