元読売テレビのアナウンサー、辛坊治郎氏(69)が27日、X(旧ツイッター)を更新。日本経済の長期にわたる低迷に言及した。
辛坊氏は、世界の主要69都市を対象にした平均月収に関する調査で、東京は38位(およそ37万円)で、7位だった米ニューヨークのほぼ半分だったとする結果を紹介した記事を引用。言及した。
「こういうニュースがあると、『日本は生活費も安い』と反応するバカがいるが、私のハワイでのポストで分かるように、米などの生活必需品の中には日本の方が高いものも少なく無い。つまり日本人は20年前に比べて、とんでもなく貧乏になってるのよ」と強調し、「誰のせい?まず真実を、しっかり認識すべきなのです」とつづった。
辛坊氏はXで、旅行で訪れた諸外国の物価などについてリポートしており、この日はインドネシア・ジャカルタのタクシー運賃などについて記述。また、電動ライドシェアバイクおよび交換用バッテリーステーションが普及している様子も紹介し、「なんか、あっという間に日本が遅れてしまったのが海外に頻繁に出るとよく分かる。この20年、日本の政治家や官僚はいったい何をして来たのか?」と疑問を投げかけた。