木村文乃が主演し、文字の読み書きが苦手なホストと高校教師の隔たりを超えた愛を描くドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)の第7話が21日に放送され、その衝撃的な展開と心揺さぶる演出が大きな反響を呼んでいます。特に、主人公の一人であるカヲル(ラウール)の身に起こった出来事と、それに続く小川愛実(木村)とのすれ違いが、視聴者の間で深い感動と同時に、今後の展開への強い懸念を巻き起こしています。
衝撃の展開:カヲルの危機と愛実への重圧
第7話では、愛実との「お別れ遠足」を終えたカヲルが、川原洋二(中島歩)によって歩道橋から突き飛ばされ、階段を転げ落ちるという衝撃的な事故に見舞われ、そのまま入院する事態に。この予期せぬ展開は、物語に一層の緊迫感をもたらしました。
一方、カヲルと会っていた現場を生徒の沢口夏希(早坂美海)に目撃されていた愛実は、学校の教頭や保護者から厳しい説明を求められます。「ホストとは二度と関わらない」という夏希の母・あかり(映美くらら)からの念書要求は、愛実を精神的に追い詰めるものでした。入院中のカヲルの元には警視庁捜査一課の刑事が訪れ、事件の状況について尋問が行われる中、カヲルは竹千代(坂口涼太郎)に愛実と会っていたことを告白。さらに、カヲルを突き飛ばしたことを隠したい川原が愛実に接触を試み、トラブルについて言葉を濁す愛実と右手にけがを負った川原の間に、不穏な空気が漂います。愛実は川原に対し、もう二度とカヲルに会わないと告げました。
涙の電話シーン:「令和版ロミオとジュリエット」と絶賛
カヲルが入院したことを知った愛実が病院に駆けつけるも、カヲルに会うことができないまま、互いに嘘をつきながら電話で話すシーンは、今話の最大のハイライトとなりました。この切なくも美しい場面は、放送終了後、SNS上で「電話のシーンで号泣。カヲルと愛実は令和版のロミオとジュリエットみたいだった」「愛実を病室から見下ろしながら電話するカヲル…。ロミジュリみたいで泣いた」「改札で別れるときは後ろ姿だったけれど、愛実が病院まで来てくれて、泣いている姿をカヲルが見られたことは、せめてもの救い」など、感動の声が多数寄せられ、多くの視聴者の涙を誘いました。
愛の、がっこう。第7話で電話越しに心を通わせる小川愛実(木村文乃)とカヲル(ラウール)。
視聴者の懸念:カヲルの脳内出血と結末への不安
感動が広がる一方で、カヲルの転落時に脳に小さな出血があったという事実が明かされ、視聴者の間では今後の展開に対する深刻な懸念が高まっています。「カヲルの脳の出血が気になる」「脳の出血が最悪な結末の伏線でないことを祈る」「脳内出血って…バッドエンド確定だよね」「お願い! 脳の出血が伏線になりませんように」といった心配の声がSNSを賑わせました。この不穏な伏線が物語の結末にどう影響するのか、多くのファンが固唾をのんで見守っています。
「愛の、がっこう。」は、愛と困難が交錯する中で、人間関係の複雑さや心の繋がりを描き続けています。第7話の衝撃的な展開は、視聴者に深い感動と共に、最終回に向けての期待と不安を抱かせました。今後のカヲルと愛実の運命、そして物語の結末から目が離せません。
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