株式会社TOKIOは、2025年6月25日をもってグループを解散することを発表しました。この決断は、メンバーである国分太一さんのコンプライアンス違反が原因とされています。
国分太一のコンプラ違反報道を受け、複雑な表情を見せるTOKIO松岡昌宏
国分太一氏のコンプラ違反とその影響
6月20日に突如報告された国分太一さんの「複数のコンプライアンス違反」が、今回の解散の直接的な原因となりました。具体的な内容は伏せられていますが、番組制作スタッフへの写真や動画の要求、セクハラに該当する行為、そして常習的な乱暴な言動などが複数のメディアで報じられています。これにより、『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)や『世界くらべてみたら』(TBS系)などのレギュラー番組からの降板も発表されました。この事態を重く見た残るメンバー、城島茂さんと松岡昌宏さんは協議を重ね、「再び皆様からの信頼を得て、応援していただくことが難しい」と判断し、解散を決定しました。
グループの歴史と相次ぐ不祥事
TOKIOは、31年の長い歴史の中で、過去にもメンバーの脱退を経験しています。2018年には元メンバーの山口達也さんが強制わいせつ容疑で脱退し、2021年には長瀬智也さんもグループを離れました。3人体制で活動を続けてきた中での、今回の国分さんの問題は、グループにとって度重なる試練となりました。
城島・松岡、そして過去の後悔
現在、国分さんの現場での“悪評”やパワハラ的な言動の常習性が複数のメディアで報じられており、他のメンバーがその振る舞いをどこまで認識していたのかという点が注目されています。ここで想起されるのが、山口さんの問題が発覚した際のTOKIOの記者会見です。リーダーの城島さんは当時、山口さんの飲酒状態などに気づきながらも強く注意できなかったことへの後悔を語り、「もっと深く、強くメンバーそれぞれ言い合って、もっともっとぶつかり合って注意してあげればよかった」と述べていました。城島さんが語ったこの切実な後悔は、今回の国分さんの問題を防ぐことに繋がらなかったのでしょうか。松岡さんは目上の人を立てる義理堅いタイプのため、2歳上の国分さんに強く進言しづらかった可能性もあります。一方で、リーダーとして城島さんが注意できなかったのか、という疑問も残ります。しかし、最終的には50歳という大人である国分さん自身が、一連の報道内容に対する責任を負うべきでしょう。
今回の件は、TOKIOというグループに再び大きな影を落としました。相次ぐ不祥事の中、残された城島さんと松岡さんは今、何を思っているのでしょうか。
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