百田尚樹氏の新党「日本保守党」結党の背景と展望

橋下徹氏、百田尚樹氏

作家の百田尚樹氏が新党「日本保守党」を旗揚げすることを明らかにしました。彼は、ABEMA TVのニュース番組「AbemaPrime」に生出演し、新党の結党経緯や方向性について詳しく語りました。

日本保守党の結党経緯

百田氏は、自民党の発言や動きを見て、「もうダメだ」と感じたことが結党の決意につながったと語ります。彼は他に支持できる政党がないと感じ、「自分が立つしかない」との思いから、新党を立ち上げることを決めたのです。

新党への取り組み

新党の構想を妻に話した際、お金の問題などで断られる可能性もあったそうですが、妻からの「いいんちゃう」との言葉を受け、百田氏は本気で取り組むことを決意しました。彼は「スーツに着替えて、本気やぞ」と言いながら、まずはユーチューブで「やりまっせ」と宣言しました。

新党は既に開設したX(旧ツイッター)のアカウントで27万人以上のフォロワーを集め、旗揚げ前から大きな注目を集めています。それまで自民党がトップだった約25万人を超え、一部の人々の間で新党の勢いを感じさせています。

日本保守党の展望

百田氏は、「政権与党は取れません。まず無理です」としながらも、日本が現状でダメだと感じており、何かをする必要があると訴えました。彼は、「座して死を待つのか。たとえ負けるにしても何かやりたい。頑張って、5年、せめて10年頑張れば私の後を継いでくれる者が出てくれるかもしれない。やらなければ5年先もない」と力強く語りました。

また、彼が特に注目を浴びた瞬間は、日本維新の会に言及した時でした。百田氏は元々維新のファンであり、大阪生まれとして彼らを応援していましたが、途中から違和感を感じるようになったそうです。そして、百田氏は明かします。「私は維新、嫌いです。辞めた代表の橋下(徹元大阪府知事)は特に大嫌いです。何度もケンカしてるんで」と、敵対関係にある橋下氏の名前を挙げ、笑いを誘いました。

このように、百田尚樹氏は新党「日本保守党」の結党経緯や展望について率直に語りました。今後の政治の舞台で、彼の新党がどのように活躍していくのか、注目が集まっています。

参照リンク:日本ニュース24時間