神野三鈴、朝ドラ『あんぱん』退場を語る「素晴らしい物語の中で幸せでした」共演・江口のりことの秘話も

女優の神野三鈴が、自身が出演したNHK連続テレビ小説「あんぱん」での心境を、自身のSNSを通じて明かした。神野は、主人公・のぶ(今田美桜)と結婚した次郎(中島歩)の母、節子役を好演。劇中での退場を受けて、作品への感謝や共演者とのエピソードを綴った。

『あんぱん』出演への感謝と現場の雰囲気

神野は自身のインスタグラムを更新し、「あたたかい沢山のお気持ちを寄せてくださって ありがとうございました!この素晴らしい物語の中で命をいただき幸せでした」と、視聴者からの反響に感謝の気持ちを述べた。撮影現場を振り返り、「大好きで憧れる役者さんばかりで天国みたいでした。スタッフの皆さんのあたたかさ!わずかな時間でしたが家族のように迎えてくださって、、。あんぱん一家です」と、共演者や制作スタッフへの感謝と愛情を表現した。

節子の退場と次郎への思い、のぶへのエール

神野が演じた節子の息子・次郎は、6月24日放送の第62話で病のためこの世を去った。そして、26日の第64話では、節子が独り身となったのぶを気遣い、大阪に住む長男の家へ移り住むことを決断する展開が描かれた。神野は、役柄を通して息子への思いを巡らせつつ、「次郎のように夢がいっぱいあっても生きられなかった沢山の人の想いはいろいろな姿で 生きている人の中で育まれていく、、、。のぶちゃん。次郎の分も思いっきり今日を楽しんで生きてくださいね。よろしくね」と、残されるのぶへの温かいメッセージを寄せた。

念願の共演、江口のりこへの感謝

また、第64話で共演した女優の江口のりことの2ショット写真を公開し、江口への深い敬意と感謝の念を示した。神野は、「いつか共演したくて ずっと願っていた江口のりこさん。撮影の合間もお話しいっぱい。最高の最高!粋なひとです」と、長年の念願が叶った喜びを綴った。さらに、江口の人柄について、「優しい気遣いでするりと仲間に入れてくれました。さりげなく、さりげなく、さりげなく。たまらない。ありがとうございました。もう会いたい」と述べ、その自然な優しさに改めて感謝の言葉を伝えた。

視聴者からの反響と退場を惜しむ声

この神野の投稿に対して、フォロワーからは神野の演技や節子という役柄への称賛、そして番組からの退場を惜しむ声が多数寄せられた。「優しい節子義母さまで、のぶも幸せでしたね」「穏やかな次郎さんの性格はお母さん譲りなんだろうなと納得します。素晴らしい演技ありがとうございました!」「優しくてほんわかしたお母さんの役は三鈴さんにぴったりでした」「これ、いいシーン、いい台詞だったなぁ。ありがとうございました」といった、役柄への共感や感謝のコメントが見られた。また、「こんなお母さんだからこそ、次郎さんのような素敵な息子さんが生まれたのかなと思わせる場面が沢山ありました」という感想や、「『魔物』と全く違う役柄にホントに俳優さんは凄いと思いました」と、幅広い演技力への感心を示す声もあった。

神野が投稿した写真には花束が写っており、既に撮影を終え、クランクアップを迎えたものとみられる。ファンからは「えーさみしいです。もうお母さん出てこないんですね」「もう出られないんですか?寂しすぎます」と、節子役の退場を惜しむ声が続出している。

神野三鈴さんが連続テレビ小説『あんぱん』クランクアップ時に抱えた花束神野三鈴さんが連続テレビ小説『あんぱん』クランクアップ時に抱えた花束

神野三鈴が演じた節子役は、物語に温かさと深みを与え、短い出演期間ながらも多くの視聴者の心に残る存在となった。今回のSNS投稿からは、神野自身もこの作品に深い愛着を持っていたことが伺える。ファンにとっては寂しい退場となったが、彼女が次にどのような役柄で新たな魅力を発揮するのか、今後の活躍から目が離せない。

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