フジテレビプロデューサー逮捕で明石家さんま落胆「マツコに…」フジ社内問題も示唆

フジテレビのバラエティ制作部企画担当部長、鈴木善貴容疑者がオンラインカジノ常習利用で逮捕された件について、タレントの明石家さんまが28日深夜放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」で言及しました。さんまは「大変な1週間」と心境を吐露しました。

逮捕容疑の詳細

鈴木容疑者は昨年9月～今年5月、スマホ等からカジノサイトで約1億円を賭け、2400万円のマイナスだった疑いです。

さんまはラジオで「われわれの仲間…」とげんなりし、村上ショージ氏に「周りがロクなこと…。みんな近寄って来なくなりまっせ」と失笑され、マツコ・デラックス氏には「犯罪者を生む男」と言われたエピソードなどを明かし、「俺のせいやないねんけど」と落胆しました。

ラジオ番組でフジテレビ関係者の逮捕について語る明石家さんま

鈴木容疑者はかつて「ホンマでっか！？TV」「さんまのお笑い向上委員会」「アウト×デラックス」などを担当し、現在は「ぽかぽか」に携わっています。さんまは「こういうことになって全部俺のせいにされる」とグチり、周りのディレクターらの共感に「なんでや！」と不満を漏らしました。

逮捕容疑について情報が錯綜しているとしつつも、大きなお金が動いたこと、そして「2月から調べはあった」にも関わらず「株主総会の前々日に発表」された点を踏まえ「ものすごいドラマになる」と意味深に語りました。

また、フジテレビ全体について「どうなっていくのか。株主総会が終わって（とりあえず）現状維持やけど、まだいろんな問題点が残ってる」とし、定かではない情報としつつも今回の件だけでなく社内に〝余震〟が続きそうだと示唆しました。

フジテレビ関係者の逮捕を受け、長年共に番組を作ってきた明石家さんま氏が、個人的な落胆とともに騒動の背景やフジテレビ内部に残る問題点について示唆的な発言を行いました。今後の捜査の行方と共に、フジテレビ社内の動向も注目されます。