福山雅治、フジテレビ問題「第三者委員会」調査への協力と真意を「女性セブン」独占取材で明かす

歌手で俳優の福山雅治(56)が18日、自身の公式X(旧Twitter)を更新し、同日発売・配信の「女性セブン」「女性セブンプラス」に掲載された記事に関して自身の見解を表明しました。この記事は、フジテレビが設置した第三者委員会の調査において、福山が「有力番組出演者」として名を挙げられたことについて報じています。

インタビューに応じる歌手・俳優の福山雅治。フジテレビ第三者委員会の調査協力に関する「女性セブン」報道について自身のXで説明した。インタビューに応じる歌手・俳優の福山雅治。フジテレビ第三者委員会の調査協力に関する「女性セブン」報道について自身のXで説明した。

「女性セブン」スクープと福山雅治の告白

「激震スクープ」と銘打たれた「女性セブン」の記事では、「フジ第三者委員会の調査“有力番組出演者”は福山雅治だった!」と報じ、福山雅治氏自身が独占インタビューに応じています。これを受け、福山氏は自身のXで「今回、女性セブンさんからの独占取材を受けさせていただいたことをご報告いたします」とコメントし、その内容について説明しました。

福山雅治が語る「第三者委員会」への協力と公表の理由

福山氏は、フジテレビが設置した第三者委員会からの質問に回答した経緯と、その報告書に記載されていた内容についての補足や説明を今回のインタビューで行ったと述べています。第三者委員会の調査に対しては、「きちんと回答すべきである」という強い意向のもと協力したとしながらも、当初は自身の名乗り出を控えていたことを明かしました。その理由として、所属事務所アミューズとも慎重に協議を重ねた結果、関係者に対する詮索、特定、誹謗中傷が発生する可能性を深く考慮したためと説明しています。

しかしながら、福山氏は今回、齟齬や誤解が生じることを避けるため、自らインタビューに応じる決断をしたと語りました。そして、「不安やご心配をおかけしているファンの方には、大変心苦しく思っております」とファンへの心境を吐露しました。加えて、「何より、勇気を持って調査に協力された方々を傷つけるような特定作業や誹謗中傷行為はくれぐれもお控えください。ご理解のほどよろしくお願いいたします」と、今回の問題に関わる人々への配慮を強く呼びかけました。

所属事務所アミューズからの声明とメディアへの要請

福山雅治氏の所属事務所であるアミューズも、同日18日に公式声明を発表しました。アミューズは、ネット版の記事は一部抜粋であるとし、「雑誌版には本人のコメントの詳細が掲載されておりますので、そちらをご参照いただけますと幸いです」と、より詳細な情報へのアクセスを促しました。

また、アミューズは「第三者委員会の報告書におかれましても注意喚起されていますが、マスメディアをはじめとする各位におかれましては、一連の問題における関係者に対し、詮索、特定、誹謗中傷などを行わないよう、当社からもお願い申し上げます」と述べ、福山氏と同様に、この問題に関わる人々への不適切な行為を控えるよう、メディアや世論に強く要請しました。

福山雅治氏のX投稿全文

以下に福山雅治氏がXに投稿した全文を掲載します。

「今回、女性セブンさんからの独占取材を受けさせていただいたことをご報告いたします。内容については以下のとおりです。

フジテレビさんが設置した第三者委員会からの質問に回答した経緯と、その報告書に記載されていた内容についての補足や説明です。第三者委員会の調査に対しては、『きちんと回答すべきである』という意向のもと協力いたしましたが、所属事務所とも慎重に協議を重ねてきた結果、関係者に対しての詮索、特定、誹謗中傷が発生する可能性を鑑み、自ら名乗り出るべきではないと考え、こちらからの発信は控えておりました。詳細につきましては当該誌面をご確認ください。齟齬や誤解の無いようインタビュー対応することにしました。不安やご心配をおかけしているファンの方には、大変心苦しく思っております。

何より、勇気を持って調査に協力された方々を傷つけるような特定作業や誹謗中傷行為はくれぐれもお控えください。

ご理解のほどよろしくお願いいたします。福」

まとめ

福山雅治氏が「女性セブン」の独占取材に応じ、フジテレビ第三者委員会の調査への自身の関与と、それにまつわる経緯や真意を明らかにした今回の件は、多くの人々の注目を集めています。当初は関係者への影響を考慮して沈黙を保っていたものの、誤解を避けるために自ら語ることを決断した福山氏の姿勢は、そのプロフェッショナリズムと誠実さを示すものと言えるでしょう。また、福山氏本人と所属事務所アミューズが連名で関係者への誹謗中傷や特定行為を強く牽制したことは、問題のさらなる複雑化を防ぎ、公正な情報伝達を促す上で重要なメッセージとなります。今後の報道と世論の動向が注目されます。


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