南米ペルーで登山中に遭難し、死亡が確認された稲田千秋さん(40)の遺体が収容されました。
ロイター通信によりますと、28日、標高6700メートルを超えるペルー最高峰のワスカランを登山中に遭難し、低体温症のため死亡した稲田千秋さんの遺体が、レスキュー隊により収容されました。
遺体は、ペルーの都市ワラスの遺体安置所へヘリで搬送されたということです。
稲田さんと寺田紗規さんは23日、(日本時間の24日午後3時半ごろ)「稲田さんが体調不良で動けない」とレスキュー隊に救助を要請しました。
その後、2人は25日になってレスキュー隊によって発見されましたが、稲田さんは低体温症のため、その場で死亡が確認されました。
救助された寺田さんはペルーの病院で手当を受けています。
フジテレビ,国際取材部