社会人としての生活をスタートされてから1年が経ち、愛子さまは社会人2年目を迎えられました。今年3月には初めて宮中晩餐会にご出席されるなど、皇族としてのご活動の幅も一層広がっています。同時に、勤務先である日本赤十字社でのご勤務も続けられており、充実した日々を送られているご様子です。本記事では、社会人として、そして皇族として活躍される愛子さまの近況についてお伝えします。
日本赤十字社でのご勤務と周囲の状況
新社会人のお手本とも言える濃紺のスーツ姿での初出勤から1年が経過しました。2024年4月18日、午後5時半の終業時刻に合わせるように日本赤十字社本社の正門に一台のワンボックスカーが静かに入ってきました。それから3時間後の午後8時半、終業時刻を大幅に過ぎた時間帯に姿を現されたのは、約12時間にわたるご勤務を終えた愛子さま(23)でした。社会人2年目を迎えられた愛子さまは、公務と日赤での勤務の両立に励まれています。日赤の勤務環境については、周囲が鉄壁のガードで守られているといった報道もあります。
日本赤十字社に初出勤し、笑顔を見せる愛子さま。濃紺のスーツ姿。
初の宮中晩餐会にご出席された愛子さま
2024年3月25日、愛子さまは国賓として来日したブラジル大統領を迎える宮中晩餐会に初めてご出席されました。この記念すべき晩餐会で、愛子さまは春らしい淡いピンク色のボレロアンサンブルをお召しになり、注目を集めました。ファッション評論家の石原裕子氏は、このパステルカラーは若い方に最も似合う色だと述べられています。さらに、皇室では定番であるパールのイヤリングとネックレスを合わせられていましたが、イヤリングは小粒のパールを並べたデザイン、ネックレスもベビーパールを編んだチョーカー風のものでした。石原氏は、これらの選択からは、お若いうちはあまり格式ばったジュエリーではなく、遊び心のあるものを選ばれるという天皇家や愛子さまご本人の考え方がうかがえると分析しています。
宮中晩餐会でブラジル下院議長とご歓談される愛子さま。淡いピンクのアンサンブルを着用。
歌手マルシア氏が語る晩餐会での交流
晩餐会に招かれ、愛子さまと直接会話を交わしたブラジル出身の歌手、マルシア氏(56)は、その時の様子を振り返っています。マルシア氏が愛子さまにご挨拶した際、愛子さまは非常に可愛らしい笑顔で「あ、マルシアさん!」と気さくに返されたそうです。最も印象的だったのは、愛子さまの方からマルシア氏の舞台やミュージカル活動について話されたこと。「今度出演される作品では、マルシアさんはお歌は歌われるのでしょうか?」と質問された際、マルシア氏が「それはネタバレになるので内緒です」と即答すると、愛子さまは笑われたといいます。マルシア氏は、共通の話題で笑い合うことができた、大変幸せなひと時だったと語っています。
まとめ
愛子さまは社会人2年目を迎えられ、日本赤十字社でのご勤務に加え、初めての宮中晩餐会出席など、皇族としてのご活動も着実に広げていらっしゃいます。長時間勤務をされるご様子や、宮中晩餐会での服装、ゲストとの気さくなご交流のエピソードからは、愛子さまが社会人として、また国際親善の場においても着実に経験を積まれ、成長されている姿がうかがえます。今後ますますのご活躍が期待されます。