菅義偉官房長官は2日、北朝鮮の人権問題を担当する国連のキンタナ特別報告者と首相官邸で面会し、日本人拉致問題解決に向けた協力を要請した。菅氏は「家族も高齢となる中、一刻の猶予もない」と強調。キンタナ氏は「拉致問題は、今も継続している犯罪だ。北朝鮮の現当局も責任を有している」と述べた上で、来年3月に国連に対し自身の懸念を伝える考えを示した。
菅義偉官房長官は2日、北朝鮮の人権問題を担当する国連のキンタナ特別報告者と首相官邸で面会し、日本人拉致問題解決に向けた協力を要請した。菅氏は「家族も高齢となる中、一刻の猶予もない」と強調。キンタナ氏は「拉致問題は、今も継続している犯罪だ。北朝鮮の現当局も責任を有している」と述べた上で、来年3月に国連に対し自身の懸念を伝える考えを示した。