台風19号から「元気な佐野市へ」 復興プロジェクト始動

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佐野市の復興を訴える岡部正英市長(右)とお笑い芸人のテルさん=2日午前、同市高砂町の市庁舎

佐野市の復興を訴える岡部正英市長(右)とお笑い芸人のテルさん=2日午前、同市高砂町の市庁舎

 台風19号で甚大な被害を受けた栃木県佐野市は2日、復興への機運醸成に向けた「元気な佐野市へ!佐野市復興プロジェクト」を発表した。市内外で復興イベントを開催し、特産品販売、観光誘客、募金活動などを行う。スタッフがイベントで着用するジャンパーのデザインを市の地域おこし協力隊員でお笑い芸人のテルさんが手掛けるなど、幅広い層に復興支援を訴える。

 市は、災害対策本部を復興推進本部に移行し、新たに復興推進室を設置し、復興に向けた動きを活発化させている。また、商工業関係者からは被災から約1カ月半が経過し、地域活性化に傾注した復興対策を望む声が出始めたという。一方、ふるさと納税などによる市への寄付金や義援金は約8000万円に上り、継続的な支援を広く訴える狙いもある。

 まずは今月21、27日に都内2カ所で復興イベントを開催。佐野ラーメン、佐野黒から揚げなどの特産品販売をはじめ、佐野ブランド大使の人気ラッパー、DOTAMAさんの復興応援ライブ、観光パンフレットの配布、募金活動などを行う。来年1、2月には市内で、佐野ブランドキャラクターの「さのまる」の誕生日に合わせたイベントなども予定している。

 スタッフジャンパーには復旧作業に使うスコップや日の出を意味する「SUNRISE」をもじって「SANO(佐野)RISE」などがデザインされた。

 岡部正英市長は「多くの人の協力を得て一日も早い復興、元気な佐野市を取り戻したい」と話した。

(川岸等)

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