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アメリカのトランプ政権の高官が設立した保守系団体は、メジャーリーグ・ドジャースの職員雇用などについて、違法な人種差別などがあったとして国の調査機関に申し立てを行いました。
申し立てを行ったのは、トランプ大統領の側近、スティーブン・ミラー次席補佐官が設立に関わった保守系団体「アメリカ・ファースト・リーガル」です。
この団体は6月30日、大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・ドジャースの職員雇用や昇進について「DEI」と呼ばれる「多様性・公平性・包括性を推進する取り組み」を装い、「違法な人種・性差別を行っている」として、連邦政府の機関に調査を求めています。
ドジャースは6月19日、本拠地ドジャースタジアムへの移民当局の立ち入り要請を拒否したと発表。
また、当局による不法移民摘発で影響を受けた家族への支援として100万ドルを寄付すると発表していて、移民を支援する団体は「法的措置にみせかけた復讐だ」と申し立てを批判しています。
フジテレビ,国際取材部