「与党過半数割れ」報道が続く中、永田町担当デスクの本音はどこに


与党で過半数確保は微妙

【写真を見る】いつになくサマになってる……石破首相の「超高級オーダースーツ」姿 “ヨレヨレ”と心配された普段の着こなしと比較すると

 と、政治部デスク。石破氏らしさとは主として防衛・外交・安全保障面を指すのだろうが……。

「もっとも、トランプ米大統領がかなり無茶苦茶な関税政策などを次々に打ち出す中で、それと渡り合うのは“なかなか難しいというか無理だよね。他に誰ができるんだろうね”というふうには言われています。実際、ほぼすべての国が対応に苦慮しているわけですし」(同)

「既成政党への不信」とは

「そうですね、想定以上の敗北でした。これを受けて参院選で目標に掲げた“与党で過半数の50議席”割れも現実味を帯びてきた、石破退陣か、あるいは政権交代か、などといった報道が出てくるようになりました。ここには多分に、報じる側の願望というか、面白がりたいといった気持ちが関係している面は否定できません。永田町はとにかく狭い社会で、政治家も記者も政局好きが集まっています。年中“衆参ダブル選だ!”と言っている人も少なからずいる。メディア側も反権力を標榜しているので政権アンチにふるまって、その種の記事を出す。それが情報番組などで利用されて拡散され……といった流れで政権アンチ記事が定着していく印象です」(同)

 自公の都議選での惨敗については「既成政党への不信」との分析記事も見られた。

「私自身が記事の担当でもそう受け止められる内容のものをあげていた可能性はあります。が、実は第一党の都民ファーストはすでに新興勢力ではありませんし、そもそも候補を政党だけで見極めて絞り込んでいる有権者はそれほど多くないと見ています」(同)



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