【長野放送・アナウンサーコラム】「私たちの役目」 小宮山瑞季

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小宮山瑞季アナ

小宮山瑞季アナ

 はじめに、台風19号で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 私は、千曲川の支流に当たる蛭川(ひるかわ)が氾濫したため、被害のあった長野市松代町のお寺を取材しました。

 2メートル以上が水につかり、境内はもとより本堂なども泥だらけになってしまい、約20人のボランティアが、泥の撤去などに当たっていました。日常では決して目にしない惨状に驚き、ショックを受けているにもかかわらず、彼らは時折、笑顔を見せるのです。

 「心を暗くしても仕方がない。私たちは前しか向きません」という言葉に力強さを感じました。さらには、こんなことも言われました。

 「アナウンサーの『伝える』という仕事は、誰もができるわけではない。この状況を伝えてください」

 こういう時だからこそ、必要なのは正しい情報なのだと、それが視聴者の方々の命を守る行動につながるのだと、報道に携わる一人として、そうした役割を再認識しました。これからは今までよりも、「信州の今」を真摯(しんし)に伝えていきます。

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