イスラエルのネタニヤフ首相は7日、トランプ米大統領をノーベル平和賞に推薦したことを明らかにし、ホワイトハウスでの会談に合わせてトランプ氏に推薦状を手渡した。
イスラエル ネタニヤフ首相
「大統領、こちらが私がノーベル委員会に送った書簡だ。あなたを平和賞に推薦している。これは当然のことだ。あなたは受賞すべき人物だ」
トランプ米大統領
「本当にありがとう。これは知らなかった。
ワオ、ありがとう。
特にあなたからいただけるというのは、非常に意味がある。ありがとう、ビビ(ネタニヤフ氏の愛称)」
ホワイトハウスでの夕食会の冒頭、ネタニヤフ氏は記者団に対し、パレスチナ人に「より良い未来」を与えるために米国とイスラエルが他国と連携していると述べ、ガザの住民が周辺諸国に移住する可能性を示唆した。
両首脳は、米国が仲介するガザ停戦および人質解放合意の成立に向け、イスラエル当局がイスラム組織ハマスと間接的な協議を行う中で会談した。
ネタニヤフ首相
「トランプ大統領のビジョンは非常に優れていると考えている。それは『自由な選択』だ。
つまり、人々がそこに留まりたければ留まることができるし、離れたければ離れることもできるべきだ。
そこは監獄のような場所であってはならず、開かれた場所であり、人々に自由な選択肢を与えるべきなのだ。
現在、我々は米国と密接に協力し、パレスチナ人により良い未来を与えたいという彼らの常々の願いを実現しようとする国々を探している」