アルピニスト・野口健氏(51)が9日、自身のX(旧ツイッター)を更新。自民党の鶴保庸介参院予算委員長(58)が、参院選の応援演説で「運のいいことに能登で地震があった」と発言したことに言及した。
鶴保氏は8日、和歌山市で開かれた参院選の自民候補者を応援する集会で演説し「国土の均衡をどうしたら維持できるかを考えた。2拠点居住だ。子どもたちが関係人口として和歌山に行ったり来たりができるようにと思って、居住ができるようにしてきた」と説明。総務省が前向きに取り組んだと説明し、これに加える形で「運のいいことに能登で地震があったでしょう」と言及した。
9日に和歌山市で記者会見し鶴保氏は「例示で出すとしても不適切だった」と述べて改めて陳謝した。議員辞職や離党は「現状考えていない」と否定した。8日深夜に陳謝、撤回するコメントを発表したが、被災者や与野党から非難が続出、辞職を求める声も上がっていた。
野口氏は「『運良く能登地震があった』この発言は何ですか???この前後の発言を知りたいですが…。え?この発言は何ですか?どうしたらこの発言に繋がるのだろうか…。ん?何度読み返しても全く意味が分からない」とつづった。