プロボクサーの那須川天心（26＝帝拳）がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「SCALP D presents 那須川天心のかんきもラジオ」（火曜夜10・00、8日放送）に、元総合格闘家で7日に結婚を発表した浅倉カンナ（27）がゲストとしてサプライズ出演し、大きな話題を呼んだ。かつて恋人関係にあった2人が、互いのSNSで2019年に破局を報告して以来、公の場で別れの原因についてこれほど率直に語るのは初めてであり、その詳細が明らかになったことで注目が集まっている。世界的なニュースとは異なるが、日本の著名アスリート同士の関係性は社会的な関心事として報じられる価値がある。
合宿先の大阪からリモートで番組に出演していた那須川のもとに、東京のスタジオに結婚発表翌日の浅倉が突然姿を現した。画面越しでの予期せぬ再会に、那須川は「よく来たな。何してんだよ、マジで」と動揺を隠せない様子を見せた。さらに、「大丈夫なの、旦那さん?」と、結婚発表直後に元交際相手のラジオ番組に出演することについて、浅倉の夫を気遣う言葉を投げかけた。
浅倉はそれに対し、「言ってる、っていうか（収録に）いる」と応じ、夫が収録に同伴していることを明かした。那須川は浅倉からLINEで結婚報告を受け、すでに祝福のメッセージを送っていたという。それでも、結婚に至るまでの交際期間や、プロポーズの状況など、矢継め早に浅倉に質問を投げかけた。浅倉はそれらの質問に対し、「スピード婚。1年も経ってない」と交際期間の短さ、「つき合うのは私から。結婚はお互いに」とプロポーズについて、赤裸々に回答していった。
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そして、2人の破局の核心にも言及が及んだ。那須川はまず、「フラれましたね」と、自身が浅倉に別れを告げられたことを認めた。「2、3週間くらい一緒に住んで、そこでちょっと問題がありまして、別れるということになって」と、短い期間の同棲期間中に発生した問題が破局の直接的なきっかけになったと説明した。同時期に週刊誌に2人の交際に関する記事が掲載されたことにも触れたが、それは破局の直接の原因ではないと強調した。
浅倉も那須川の説明に同意し、「記事が出る前に別れてました。（同棲で）何かあったのと、今までのちりつももあるのと、ですね」と、同棲中の出来事に加え、それまでの関係性における積み重ね（ちりも積もれば山となるように、小さな不満や問題が溜まっていたこと）も破局の要因だったと振り返った。
破局後、那須川は大きなショックを受けたことを明かし、「めちゃめちゃ泣いた、俺」と、失恋によって号泣した経験を打ち明けた。
今回のラジオ共演は、過去の恋人同士が時を経て、結婚という新たな段階に進んだ浅倉と、それを祝福する那須川という現在の良好な関係性を示すものとなった。破局という繊細な話題についても、ラジオという公の場で、お互いが事実を認めつつ率直に語り合ったことは、2人の成熟した関係性を示していると言えるだろう。結婚発表という明るいニュースの裏側で、過去の秘話が明かされたことは、多くのリスナーやファンにとって驚きと関心の的となった。
出典: https://news.yahoo.co.jp/articles/9600e2397c1d0a847aa660217d129c358e83abe8
