参議院選挙の選挙戦中盤となった7月12日、石破首相が名古屋で演説し、多くの野党が掲げる「消費税減税」の政策を批判しました。
【動画で見る】石破首相が名古屋で街頭演説 野党が掲げる消費税減税を批判「今さえ良ければいい」政治では「国が滅びる」
石破茂首相:
「消費税の減税には1年かかる。『今さえよければいい』とか、『自分たちさえよければいい』とか、そういう政治が行われた時に国は滅びる」
石破首相は、愛知選挙区の自民と公明の公認候補の応援で、中区の大須観音などで演説し、多くの野党が主張する消費税減税を否定したうえで、医療や介護など社会保障の財源として消費税の必要性を訴えました。
その上で、「物価上昇を上回る賃金の上昇を目指し、生活が苦しい人には手当てをしていく」と語り、支持を呼びかけました。