7月11日、お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの有田哲平と上田晋也、タレントのマツコ・デラックス、フリーアナウンサーの有働由美子氏らが、新たな芸能事務所「チャッターボックス」の設立を発表した。コメントでは「今までお金のこと、経営のこと、大事なことを人任せにしすぎていたと反省しました」などと綴られている。
【画像】「大事なことを人任せにしすぎていた」タレントからのメッセージの全文
くりぃむ、マツコ、有働氏らが所属していた芸能事務所「ナチュラルエイト」は、同日、彼らの退所を報告。「ナチュラルエイト」については、“名物女社長”が金銭トラブルで辞任していたことを今年1月に 「週刊文春」 が報じていた。記事を再公開する。(初出:2025年1月29日配信。肩書・年齢は当時のまま)
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くりぃむしちゅー、マツコ・デラックス、有働由美子氏らが所属する芸能事務所「ナチュラルエイト」の大橋由佳社長(63)が辞任していたことが「 週刊文春 」の取材でわかった。
芸能関係者が語る。
「大橋さんは体調不良で社長を退いたと関係者に説明していましたが、実際はタレントのギャラや事務所のお金をめぐりトラブルになっていた。問題が発覚し、一部の所属タレントと話し合いが持たれた末、責任をとる形で職を辞したようです」
くりぃむしちゅーの成功に大きく貢献し、ともに独立
長年くりぃむしちゅーのマネージャーを務めてきた大橋氏は辣腕で知られる。
「今のくりぃむしちゅーの成功は大橋さんの働きなくしては語れません。二人が大橋さんに寄せる信頼は、タレントとマネージャーの関係を超えたものでした」(民放関係者)
くりぃむしちゅーとともに独立し「ナチュラルエイト」を設立した大橋氏の手腕に惚れ込んだのがマツコと有働氏。当代並ぶもののない人気タレントを擁することになった同社は、小規模ながら芸能界で知られる存在となっていった。
大成功を収めた大橋氏にいったいなにがあったのか。
四半世紀の戦友の去就について問われたくりぃむしちゅーの上田晋也は、小誌に重い口を開き、有働由美子氏もまた戸惑った表情を見せるのだった――。
1月29日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および30日(木)発売の「週刊文春」では、大橋氏の動向や所属タレントの声、今後の「ナチュラルエイト」の行方などを詳報している。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2025年2月6日号