2011年に結婚を発表した女優の星野真里さん(43)が、バラエティ番組への出演で再び注目を集めています。華やかなメディア活動の裏には、国指定の難病と診断された愛娘との日々、そしてその困難に夫婦で共に立ち向かう深い絆がありました。夫である元TBSアナウンサーの高野貴裕氏(45)も、新たに政治の道に進む傍ら、妻と共に社会福祉士の資格を取得し、家族を支える姿勢を見せています。
星野真里氏のメディア出演と高野貴裕氏の新たな道
星野真里さんは最近、自身のインスタグラムで「また呼んでいただきました!ありがたく早押しボタンを押しました」と投稿し、上品なコーディネートを披露。14日放送のクイズバラエティ番組「クイズプレゼンバラエティQさま!!」(テレビ朝日)への出演を報告しました。この投稿には「衣装似合いすぎててかわいいです!」「笑顔に癒されます」「いつも若々しくて綺麗」といった温かいコメントが多数寄せられ、変わらぬ人気を示しています。
星野さんは2011年に、当時TBSアナウンサーだった高野貴裕さんと結婚。高野氏は今年2月にTBSを退社し、現在は政治活動に精力的に励んでいます。先日2日にはSNSで都議選での当選を報告しており、その新たな挑戦も世間の関心を集めています。
難病「先天性ミオパチー」と向き合う家族の絆
星野真里さんの夫で都議会議員、高野貴裕氏の活動を伝える写真。
昨年9月、星野さんはSNSを通じて、当時小学3年生の娘が国指定の難病である「先天性ミオパチー」と診断されていることを公表しました。娘のために何ができるかを深く考えた結果、星野さんは社会福祉士の資格取得を決意。夫の高野氏も同様にこの資格を取得し、夫婦二人三脚で娘の生活を支えるための知識とスキルを身につけました。娘さんの近況を綴る夫婦のインスタグラム投稿には、多くのフォロワーから応援と励ましの声が寄せられています。
さらに、8日放送のNHK教育テレビの福祉情報番組「ハートネットTV」では、娘さんが2歳の時に難病と診断されて以来、家族が病とどう向き合い、奮闘してきた日々が特集され、大きな反響を呼びました。この番組を通じて、星野夫妻の揺るぎない家族愛と、難病を抱える人々やその家族への理解を深めるきっかけが提供されました。
結論
星野真里さんと高野貴裕氏夫妻は、公私ともに新たな局面を迎えながらも、娘さんの難病という大きな困難に夫婦で力を合わせ、前向きに立ち向かっています。社会福祉士の資格取得という具体的な行動、そしてSNSやメディアを通じて正直に家族の状況を伝える姿勢は、多くの人々に勇気と共感を与えています。彼らの物語は、困難に直面する家族へのエールであると同時に、社会における福祉支援の重要性を改めて問いかけるものと言えるでしょう。
参考文献:
- 西日本スポーツ. (2025年7月15日). 星野真里〝テレビ出演姿〟に反響…難病の娘と向き合う夫婦の奮闘. Yahoo!ニュース.