SDGs進捗「不十分」 2030年達成へ警鐘 国連


 既に計画期間の約3分の2が経過したにもかかわらず、「適切な進展」が認められたのは課題の3分の1にとどまった。

 全課題169項目のうち、139が評価の対象となった。「平等な教育機会」や「エネルギー設備への投資」など「順調もしくは達成」とされたのは18%で、「ある程度の進展」の17%と合わせて「適切な進展」があったと評されたのは計35%だった。一方で「差別の撤廃」など18%は、「後退」と位置付けられた。

 グテレス事務総長はニューヨークの国連本部で記者会見し、進捗状況について「私たちはまだ居るべき場所にたどり着いていない」と強調。「直ちに団結し、揺るぎない意志で行動した場合にのみ目標達成が可能だ」と訴えた。 



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