首相、1月中旬に中東訪問 自衛隊独自派遣説明へ

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 安倍晋三首相が来年1月中旬に中東訪問を調整していることが5日、分かった。サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)などを相次いで訪れる方向だ。政府関係者が明らかにした。首相は中東海域への自衛隊派遣について、関係国に直接説明し、理解を求める考えだ。

 政府は、イラン沖ホルムズ海峡などの安全確保を目的とした米軍主導の有志連合には加わらず、オマーン湾、アラビア海北部の公海などに、自衛隊を独自派遣することを検討している。

 防衛省設置法の「調査・研究」を根拠に、海上自衛隊の護衛艦1隻の派遣と、アフリカ東部ソマリア沖アデン湾で海賊対処にあたるP3C哨戒機1機を転用する案が軸となっている。

 政府は年明けから派遣が可能になるよう、早ければ20日に派遣を閣議決定したい考えで、国会閉会後、与党との調整を本格化する。

 ただ、緊張が続く中東海域への自衛隊派遣をめぐっては、与党内にも慎重論がある。公明党は週明けに党内議論に着手し、政府に対し、派遣の目的や期間、不測の事態が起きた場合の対処基準を明確にするよう求めていく考えだ。

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