炎上夫婦YouTuber「ポンコツらいす」活動休止、連れ子への不適切発言と過剰スキンシップで児童虐待疑惑浮上

11月3日、夫婦YouTuber「ポンコツらいす☆愛知」が活動休止を発表し、その背景にある“児童虐待”を疑わせる言動が大きな波紋を呼んでいます。連れ子に対する不適切な発言や、年頃の娘への過剰なスキンシップがSNS上で炎上し、ついには警察沙汰にまで発展しました。

夫婦YouTuber「ポンコツらいす」とは？

「ポンコツらいす」は、27歳の夫・こうせいさんと40歳の妻・まりこさんによる13歳差の再婚夫婦YouTuberです。まりこさんには前夫との間に中学生の長男と小学4年生の長女ヒカちゃんがおり、こうせいさんとの間にも子どもが誕生。現在は家族5人の日常を発信していました。彼らの動画は、年の差夫婦ならではの視点やステップファミリーの日常を垣間見せるものとして、一定のファンを獲得していましたが、ここ最近の投稿が批判の的となっています。

炎上騒動で活動休止を発表した夫婦YouTuber「ポンコツらいす」のこうせいさんとまりこさん

「連れ子邪魔じゃなかった？」発言で炎上

夫婦が最初に炎上したのは、10月27日にTikTokに投稿された動画です。この動画では、カメラを回すまりこさんがこうせいさんに対し、長女ヒカちゃんの隣で「結婚するとき、連れ子邪魔じゃなかった？」と質問。これに対しこうせいさんは「邪魔とは思わなかったけど、邪魔だったかもね」と回答しました。さらに、「（連れ子が）いるのといないのとではさ、身軽さは違うじゃん？お金もかかるし、時間も取られるし」と続けたのです。

現在では子どもと一緒にいられる楽しさも明かしたものの、娘の目の前でまるで“邪魔者扱い”するような発言は、多くの視聴者の反感を買い、物議を醸しました。この不適切発言に対し、SNS上では「配慮が足りない」「子どもが傷つく」といった批判の声が殺到しました。

過去の投稿も掘り起こされ疑惑深まる

今回の「連れ子邪魔」発言に加えて、4月のInstagram投稿も再び注目を集め、炎上に拍車をかけました。その投稿では、こうせいさんがヒカちゃんを「親子っていうか妻」と紹介し、まりこさんもそれに同調して「一夫二妻」とコメントしていました。これらの発言は、視聴者に強い不快感を与え、「娘に対する虐待を疑う」といった深刻な声が上がる事態となりました。SNSの拡散力により、過去の不適切な言動も明るみに出され、夫婦のイメージは急速に悪化していきました。

警察が介入、活動休止へ

事態はエスカレートし、11月2日に投稿された動画では、視聴者からの通報により自宅に警察官が来たことを夫婦が告白しました。彼らは「連れ子」発言は単なる“ネタ”の一つであり、視聴者の反応を狙ったものだったと釈明しましたが、批判は収まりませんでした。こうした状況を受け、翌日には「ポンコツらいす」は活動休止を発表せざるを得なくなりました。

「最大のくっつき虫」動画で過剰スキンシップが問題視

活動休止発表後も、過去のYouTubeショート動画が再び注目を集めています。特に問題視されたのは、10月26日に投稿された動画です。この動画では、こうせいさんが道端で見つけた“くっつき虫”にちなんで「最大のくっつき虫は俺」と言い、長女ヒカちゃんを後ろからがっちり抱きしめる様子が映し出されていました。こうせいさんとカメラを回すまりこさんは笑っていましたが、ヒカちゃんの顔は明らかに強張っており、不快感を露わにしているように見えました。こうせいさんは「ごめんね」と言いながらも、彼女の髪の毛を何度も撫でる行為を続けていたのです。

この動画のコメント欄には、「気持ち悪すぎる」「娘さんめっちゃ嫌がって逃げたのに無理矢理抱きついてるの有り得ない」「小5でこれはマジでない」など、こうせいさんの行動を厳しく非難する声が殺到しました。

年頃の娘への不適切なスキンシップ

「くっつき虫」動画以外にも、こうせいさんがヒカちゃんに密着したり、一緒に風呂に入ろうと誘うなど、年頃の娘に対する過剰ともとれるスキンシップが複数の動画で見られます。炎上後の11月1日に両親と一緒に出演した動画で、ヒカちゃんは「触られるの嫌じゃない」と話していましたが、成長期の娘に対するこうした行動は、多くの人々に違和感を与えました。特に、親子の間の健全な境界線を超えているのではないかという懸念の声が上がっています。

まとめ

今回の「ポンコツらいす」夫婦の騒動は、SNSでの不適切な発言が引き起こす炎上だけでなく、連れ子への配慮不足や、児童虐待と疑われるような過剰なスキンシップが社会的な問題として浮上した事例です。YouTuberとしての影響力を鑑み、親として子どもたちに模範となる“ポンコツではない”姿を見せることが強く求められています。視聴者からの通報により警察が動くまでに至った事態は、彼らが発信するコンテンツの倫理観と、子どもたちの心の安全に対する責任を再認識させる出来事となりました。

参考文献