BreakingDown溝口勇児氏の新プロジェクト「NoBorder」YouTubeチャンネル、突然の動画全消去を報告 ― 本人がXで激白

起業家であり、人気格闘技イベントBreakingDown(ブレイキングダウン)の最高執行責任者(COO)を務める溝口勇児氏(40)が20日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、新たに立ち上げた大型プロジェクト「NoBorder」のYouTubeチャンネルの動画が全て削除されたことを報告しました。この突然の事態に対し、溝口氏は強い憤りと今後の抗議の姿勢を示しています。

「いきなりバンされた」― 溝口氏の憤りと決意

溝口氏は同日昼すぎにXを更新。「NoBorderのチャンネルがいきなりバンされて動画全消し。笑える」と、その驚きと困惑を率直に表現しました。さらに、「幸先が思いやられる?そうかもしれないけど、こういった理不尽が合ったほうがやる気になっちゃうけどおれは。徹底的に抗いたいし、全部ひっくり返せる力がほしいな、本当に。無力な自分が情けないし悔しい」と心境を吐露。YouTubeの運営窓口や関係者に対し、徹底的に抗議する姿勢を明らかにしています。

BreakingDownのCOOを務める溝口勇児氏がXで新プロジェクトYouTubeチャンネルの動画全消去を報告BreakingDownのCOOを務める溝口勇児氏がXで新プロジェクトYouTubeチャンネルの動画全消去を報告

また、溝口氏は「おれがトランプぐらい影響力があれば、独自プラットフォーム作るけど、今のおれはまだその器じゃない。まじで悔しいわ」とも投稿。自身の影響力の不足を悔やみつつも、このような理不尽な状況に対し、強い意志を持って立ち向かう決意を表明しています。

危険とリスクを伴う新プロジェクト「NoBorder」の概要

「NoBorder」は、溝口氏が先月19日にXで発表した新たな挑戦です。彼は「7月8日。安倍総理が銃撃され、亡くなった日に、新しい挑戦を始めます。自分のこれまでの人生の中で、最も身の危険やリスクを伴う挑戦になります」と述べ、その構想を実現するために企業のM&Aやテクノロジー活用も準備していることを明かしていました。

このプロジェクトの目的は、時に「陰謀論」と呼ばれ、長らく権力によってタブー視されてきたテーマに正面から切り込む内容であると説明されています。今月8日には、安倍晋三元総理の暗殺の真相などを扱った第1弾動画が公開され、これまで第4弾まで動画がアップロードされていました。チャンネルの突然の削除は、この意欲的なプロジェクトにとって大きな試練となるでしょう。

溝口勇児氏のこれまでの歩み

溝口勇児氏は、これまで数々の企業を設立・創業してきた実績を持つ実業家です。近年では、格闘家・朝倉未来氏と共にBreakingDownのCOOとして名を馳せ、大会全体の運営を統括しています。自身も同大会で5試合に出場し、3度のKO勝利を含む全勝という輝かしい戦績を誇ります。2023年12月には、自身の経験と哲学を綴った著書「持たざる者の逆襲 まだ何者でもない君へ」を出版し、若者を中心に多くの読者から注目を集めています。

今回の「NoBorder」チャンネルの動画全消去という事態は、溝口氏がまさに挑戦しようとしていた「タブー」に触れることの難しさ、そしてプラットフォームにおける表現の自由と規制の問題を浮き彫りにしています。溝口氏が今後、この問題にどのように対応し、彼の新たな挑戦がどのような展開を見せるのか、引き続き注目が集まります。

出典: https://news.yahoo.co.jp/articles/a1f64a024c2021f0d120575a94f740d169b18af1