2026年春のツアーをもってグループ活動を休止することを発表している国民的アイドルグループ「嵐」。彼らの今後の動向、特にラストライブに関する情報は、ファンのみならず多くの人々から注視されています。そんな中、後輩グループの番組内でラストライブの開催時期に関する“ネタバレ”が疑われる事態が発生し、ファンを中心に大きな波紋を呼んでいます。
2026年春の活動終了を予定している人気アイドルグループ嵐のメンバー5人。ラストライブの日程に関する情報が注目を集めている。
『それSnow Manにやらせて下さい』での”情報漏洩”疑惑
発端となったのは、2024年7月11日にTBS系で放送された『それSnow Manにやらせて下さい』(通称:それスノ)です。この回の放送では、嵐の松本潤がゲスト出演し、9人組アイドルグループ「Snow Man」のメンバーと居酒屋を舞台に本音トークを繰り広げました。番組は、Snow Manメンバーから松本潤に対し、デュエット相手や王道アイドルだと思う後輩といった和やかな話題から、「結婚はしないのか?」「ソロデビューは考えているか」といった踏み込んだ質問まで飛び出し、互いのキャリアや将来について深く語り合う貴重な機会となりました。
番組終盤、嵐のラストライブに関する話題に触れた際、注目すべきシーンがありました。番組のナレーションでは「来年5月、活動を終了する嵐のラストライブが開催される」と読み上げられ、同時にテロップでも「来年5月ラストライブが開催」と明記されたのです。この具体的な時期の明言が、ファンの間で情報漏洩の疑惑を招くこととなりました。
嵐ファンが抱いた違和感と怒りの声
番組での「来年5月」という具体的な言及に対し、放送直後からX(旧Twitter)などのSNSでは、嵐ファンの間で不満や動揺の声が噴出しました。現時点において、嵐のファンクラブを通じて公式に発表されているラストライブの情報は、「2026年春」という大まかな時期のみです。ファンたちは、メンバー本人たちからの正式な発表を心待ちにしていただけに、「嵐ライブは5月って発表されてなかったよね?」「ファンクラブにすら知らされてなかったのに、こんな形で知らされることがあるのか」「これやばい情報漏れなんじゃないの?」といった怒りや困惑の声が多数上がりました。
この事態は、ファンの間でラストライブの日程に対する期待と、情報管理のデリケートさがいかに重要であるかを改めて浮き彫りにしました。具体的な時期が、公式発表に先んじて番組内で示されたことに対し、一部のファンは「フライング」ではないかと疑念を抱いたようです。(芸能記者談)
メンバーの情報管理とファンの心境
今回、番組内でラストライブの演出について問われた松本潤は、「演出じゃなくて、会場が決まってない」と回答しており、その言葉選びからは、彼自身が情報の取り扱いに極めて慎重である姿勢が伺えました。活動終了が発表されて以降、櫻井翔や相葉雅紀も、自身のバラエティ番組やラジオ番組で嵐のライブに対する心境を語ることはあっても、日程や会場など詳細については一切触れていません。
このように嵐のメンバーが情報管理を徹底している中で、『それスノ』がライブ開催日を明言したことは、ファンの間で大きな波紋を呼びました。ラストライブは、ファンにとって嵐との「最後の時間」を共有する非常に重要なイベントであり、その詳細がどのように、そしていつ発表されるかは、ファン心理に強く影響します。彼らが心待ちにする「最後のライブ」の日程が、果たしてどのような形で公式に発表されるのか、引き続き注目が集まっています。