護衛艦輸出へ豪で説明会 日本政府、米軍との相互運用強調


 最終候補に残った海上自衛隊護衛艦「もがみ型」の改良型について、米軍と共通の装備を搭載でき、豪軍が採用すれば日米豪3カ国の相互運用性が高まるとアピールした。

 豪政府は新フリゲート艦11隻を建造する方針で、費用は約100億豪ドル(約9700億円)。もがみ改良型かドイツのフリゲート艦のいずれかを年内に選定する見通しだ。

 防衛装備庁の石川武長官は席上、もがみ改良型に米軍と同じミサイルシステムなどを搭載できる利点を挙げ、「日米豪3カ国の連携強化はインド太平洋の安定維持に資する」と強調。また、従来の護衛艦の半分に当たる約90人の乗組員で航海できるため、「船体価格の30%に相当するコスト削減につながる」と訴えた。 



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