(CNN) トランプ米政権で対ロシア交渉の窓口を務めるウィトコフ中東担当特使は20日までに、米アラスカ州で先週開かれたトランプ大統領とロシアのプーチン大統領の会談について、新たな詳細を明らかにし、ロシア側が「ほぼ即座に」譲歩したと述べた。
ウィトコフ特使は米FOXニュースに対し、「アラスカでの最初の会談で、ロシア側からほぼ即座に譲歩があった」と語った。「その譲歩を引き出す一環として、ロシア側がより歩み寄る用意があるのかどうかを見極める必要があった」とも述べた。
ウィトコフ特使は、会談では一時的な停戦ではなく、長期的な和平合意に焦点を当てていたと説明した。
「和平合意にどう到達できるかについて実際に進展があったため、我々はかなり長い時間そこにとどまった」とウィトコフ特使は語った。トランプ氏がアラスカでの会談で和平合意に向けた多くの前提条件について合意ができていると感じ始めたため、全面的な和平合意を追求しようと考えたと説明した。