【速報】台風9号発生、トリプル台風に警戒!最新進路・勢力予測

日本の南の海上では、すでに台風7号と8号が存在し活動を続けていますが、新たにマリアナ諸島付近で熱帯低気圧が台風9号へと発達しました。これにより、日本列島は三つの台風の動向に注意を払う必要が出てきました。気象庁の最新の観測と予報に基づき、これら複数の台風の進路と勢力、日本への影響について詳しく解説します。

気象庁による台風7号、8号、9号の最新進路予想図と雨・風シミュレーション気象庁による台風7号、8号、9号の最新進路予想図と雨・風シミュレーション

新たに発生した台風9号の動向

気象庁の観測によると、24日正午にマリアナ諸島にあった熱帯低気圧が台風9号へと変わりました。台風9号は、25日正午にはゆっくりと北北西に進み、中心気圧1002ヘクトパスカル、最大風速25メートルと予測されています。今後さらに発達しながら北上する見込みです。

具体的には、27日午前9時には小笠原近海に達し、中心気圧は992ヘクトパスカル、最大瞬間風速は35メートルにまで発達すると予想されます。さらに29日午前9時には、引き続き小笠原近海に留まり、中心気圧990ヘクトパスカル、最大瞬間風速35メートルと、その勢力を維持する見込みです。今後の進路と勢力には引き続き警戒が必要です。

台風7号・8号の最新進路と勢力

現在、台風7号は宮古島の東南東約240キロの海上を、1時間におよそ20キロの速さで北西へ進んでいます。沖縄地方の広い範囲と、奄美地方北部・南部がすでに強風域に入っています。

24日午前9時時点では、中心気圧994ヘクトパスカル、最大風速20メートル、最大瞬間風速30メートルを観測。中心の北東側560キロ以内、南西側280キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

その後の予報では、12時間後の24日21時には宮古島の北東約80キロ(北緯25度20分、東経125度55分)を中心とする半径85キロの円内に達する見込みで、中心気圧と風速は現状と変わらないと予測されています。

さらに25日午前9時には、石垣島の北約210キロ(北緯26度20分、東経124度00分)を中心とする半径120キロの円内に進む見込みです。この時点では、中心気圧は996ヘクトパスカル、最大風速18メートル、最大瞬間風速25メートルと、やや勢力を弱めることが予想されています。

今後の警戒と備え

日本の南の海上で複数の台風が活動を活発化させており、特に新たに発生した台風9号の今後の動向には厳重な警戒が必要です。それぞれの台風の進路や勢力、日本列島への影響は刻一刻と変化する可能性があります。

気象庁が発表する最新の情報に常に留意し、自治体からの防災情報にも耳を傾けるようにしましょう。ハザードマップの確認や避難場所の把握、非常用品の準備など、早めの備えを心がけることが重要です。


出典:

  • 気象庁発表の観測データ、予報資料
  • 南日本放送