西野カナ、活動再開で「顔違う」の声?進化続ける歌姫の魅力と軌跡

約5年ぶりに音楽活動を再開した歌手の西野カナが、2024年7月23日に「THE FIRST TAKE」に登場し、新曲「マジカルスターシャインメイクアップ☆」を披露しました。そのパフォーマンスは瞬く間に大きな話題を呼び、長年のファン「西野家」からは歓喜の声が上がった一方で、彼女の印象の変化に戸惑いを覚える声も聞かれています。彼女の復帰は、日本の音楽シーンに新たな活気をもたらすことでしょう。

「THE FIRST TAKE」出演とファンの反応

「一発撮りで、音楽と向き合う。」をコンセプトに掲げるYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」でのパフォーマンスは、西野カナにとって2度目の出演となりました。マイク一本での一発勝負という緊張感の中、歌詞を一部間違えるハプニングもありましたが、その飾らない姿がファンに感動を与えました。また、7月18日には約7年ぶりにテレビ朝日系「ミュージックステーション」にも出演し、多くのファンから「かわいい」と絶賛されました。しかし、一部の視聴者からは「これ西野カナなのか?」「声と顔別人並みやん」「西野カナそんな顔だった?」といった声も上がり、かつての彼女のイメージとのギャップに驚きが広がっています。

「顔が違う」の真相:活動休止後の変化

ブレイク時から活動休止前までの西野カナは、明るい茶髪の巻き髪とキラキラしたメイクが特徴的で、そのキュートなルックスが多くの女性ファンから支持されていました。しかし、復帰後の彼女は黒髪に落ち着いたトーンのメイクへと変化しており、36歳という年齢に相応しい、より大人びた印象を与えています。芸能記者によると、「印象がぜんぜん違うのも当然でしょうね」とコメントしており、この外見の変化が「キャラ変」と受け取られ、ファン以外の人々に違和感を抱かせた要因となっています。

活動休止前、茶髪の巻き髪が印象的だった頃の西野カナ活動休止前、茶髪の巻き髪が印象的だった頃の西野カナ

歌姫・西野カナの軌跡:デビューから復帰まで

2000年代の日本の音楽シーンを席巻した歌姫、西野カナのこれまでの道のりは華々しいものでした。16歳だった2005年には「スーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックス」に応募し、翌年ソニーと契約。高校3年間をデビュー準備に費やし、2008年にシングル「I」でメジャーデビューを果たしました。2010年には2枚目のアルバム「to LOVE」が95万枚の大ヒットを記録し、同年「第61回NHK紅白歌合戦」に初出場。そこから2018年まで、8年連続で紅白歌合戦に出場し続け、その人気を不動のものとしました。2019年に活動無期限休止を発表し、その後結婚、2023年には第一子を出産。そして2024年6月、待望の活動再開を宣言しました。熱心なファンは彼女の進化を受け入れつつも、休止前のイメージで止まっていた人々にとっては、今回の復帰における「見た目の変化」が特に印象深く感じられたようです。

今後の展望と期待

約5年間の休止期間を経て、母親となり、新たな経験を積んだ西野カナ。彼女の歌声や表現力も、きっと進化を遂げていることでしょう。今後も、彼女の新たな魅力と才能が詰まった楽曲が届けられることに、多くのファンが期待を寄せています。


参考文献: