テレビ朝日「プラチナファミリー」SP:田川啓二氏と黒柳徹子の深い絆、知られざる華麗なる一族の全貌に迫る

本日7月29日、テレビ朝日系で放送される「プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見 2時間SP」(火曜午後7:00、一部地域を除く)では、MCの小泉孝太郎と高嶋ちさ子が“華麗なる一家=プラチナファミリー”の知られざる暮らしに深く切り込む。最高顧問として黒柳徹子、進行に藤森慎吾(オリエンタルラジオ)を迎え、特に黒柳にゆかりのある「プラチナファミリー」たちの姿が映し出される。中でも、日本を代表するビーズ刺繍デザイナーである田川啓二氏に密着し、彼と黒柳徹子の公私にわたる深い絆、そして田川氏の知られざる家系に迫る内容が注目を集める。

プラチナファミリーのMCを務める小泉孝太郎と高嶋ちさ子、最高顧問の黒柳徹子プラチナファミリーのMCを務める小泉孝太郎と高嶋ちさ子、最高顧問の黒柳徹子

黒柳徹子の衣装を手がける田川啓二氏の日常とルーツ

番組で密着するのは、ビーズ刺繍デザイナーとして「徹子の部屋」の衣装やステージ衣装など、長年にわたり黒柳徹子の衣装をプロデュースしてきた田川啓二氏だ。彼の知られざる美しい暮らしの一端が、長野・軽井沢の森の中に佇む別荘から垣間見られる。まるで近代美術館のような真っ白い建物は、自然の景色を最大限に楽しむために設計されており、大きな窓からは青々とした木々がアートのように広がり、美しい寄木張りの床と調和した重厚感あふれる空間を演出している。この別荘には黒柳もたびたび訪れ、「徹子のための部屋」で過ごすというエピソードも明かされる。田川氏からは、この別荘での黒柳の意外な一面も紹介される予定だ。

この別荘の起源は大正時代にあり、田川氏の曾祖父が建てた建物を再構築する際に、当時の材料や家具が受け継がれているという。驚くべきことに、その曾祖父は現在の民主主義の礎を築いた一人と称される政治家であるという事実が判明。さらに、もう一人の曾祖父が繊維などを扱う大企業「庄司乙吉商店」の社長・庄司乙吉氏であることも明らかになり、田川氏がまさに桁外れの「プラチナファミリー」であることが浮き彫りになる。そんな田川氏が、なぜビーズ刺繍デザイナーの道を選んだのかを探る中で、誰もが知る缶コーヒーや清涼ドリンクなどのパッケージデザインを手がけるグラフィックデザイナーである兄の存在に行き着く。会社員を辞め、ビーズ刺繍の世界へ進む際に兄からかけられた「ある言葉」が、彼を後押ししたという。田川氏は多くの苦労を乗り越え、ビーズ刺繍デザイナーの第一人者として確固たる地位を築き上げた。

ビーズ刺繍デザイナー田川啓二氏と親交の深い黒柳徹子の姿ビーズ刺繍デザイナー田川啓二氏と親交の深い黒柳徹子の姿田川啓二氏が暮らす軽井沢の森に佇む近代美術館のような真っ白い別荘田川啓二氏が暮らす軽井沢の森に佇む近代美術館のような真っ白い別荘

黒柳徹子との絆:マネジメント依頼と「黒柳徹子ミュージアム」の実現

田川氏と黒柳徹子の運命的な出会いは2002年。幼い頃からテレビで見ていた黒柳に対し、「この人と絶対に友達になれる。この人なら自分の言っていることを理解してくれる」という強い思いを抱いていた田川氏が「徹子の部屋」に出演すると、二人はすぐに意気投合し、親交を深めていった。当時を黒柳も「話が止まらなくなるほど気が合って、親友という感じ」だったと回想する。

大きな転機が訪れたのは2015年。仕事関係者から黒柳のマネジメントを依頼された田川氏は、本人に相談する。しかし、そこには黒柳の「それはダメ」という予想外の返答と、彼女の“ある思い”が込められていた。その真意を知った小泉孝太郎は「徹子さんの思いにぐっと込み上げてきました」と感動をあらわにする。その後、田川氏は強い信念を持って黒柳を納得させ、公私ともに絆を深めていくことになる。番組ではその道筋が詳細にたどられる。

また、番組では「黒柳徹子ミュージアム」のオープン模様にも密着する。「徹子さんの魅力は皆さんご存知ですが、若い人たちにも黒柳徹子という人物がどういう考えを持っているのか伝えたかった」という黒柳への田川氏の深い思いが形になった同ミュージアム。7年もの歳月をかけて構想され、土地探しや建設会社の手配など、田川氏の尽力によって実現したその全貌が公開される。オープンの日に黒柳が口にした田川氏や衣装に対する思いも伝えられ、二人の揺るぎない絆が浮き彫りになるだろう。

7年の歳月を経て実現した黒柳徹子ミュージアムの展示風景7年の歳月を経て実現した黒柳徹子ミュージアムの展示風景

番組を彩るその他の「プラチナファミリー」たち

さらに、番組には、誰もがその名を目にしたことのある偉人を先祖に持ち、黒柳と共演経験がある有名音楽家の息子で、クリエーティブディレクターとして活躍するタカトシ氏が登場。その華麗なる背景と活動が紹介される。そして、高嶋ちさ子が高校時代からの大親友である世界的チェリスト・水谷川優子と、母校である桐朋学園や思い出の地である東京・成城を巡る模様も放送される。有名人同士の意外な交友関係や、知られざるルーツに光が当てられる見どころ満載の構成となっている。

高嶋ちさ子と長年の友人である世界的チェリスト水谷川優子の共演シーン高嶋ちさ子と長年の友人である世界的チェリスト水谷川優子の共演シーン

結論

今回の「プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見 2時間SP」は、単なるセレブリティの私生活の紹介にとどまらず、彼らの背景にある歴史、人間関係、そして成功への道のりを深く掘り下げることで、視聴者に大きな感動と発見を提供するだろう。特に、田川啓二氏と黒柳徹子の間に築かれた深い絆、そして田川氏の知られざる「プラチナファミリー」としてのルーツは、多くの人々に新たな視点と学びをもたらすに違いない。それぞれの「華麗なる一家」がどのように現在の地位を築き、どのような思いを抱いて生きているのか、その全貌が明かされるこの特別番組は、日本の社会や文化に深い関心を持つ読者にとって必見の内容となるだろう。

参考資料