田中みな実、共演者・波瑠との「不仲説」報道の波紋とその背景

10月10日から放送が始まったTBS系ドラマ『フェイクマミー』は、女優の波瑠さんと川栄李奈さんによる“母親なりすまし”という斬新なストーリー展開が好評を博しています。しかし、その陰で、主演の一人である女優の田中みな実さんに関して、思わぬトラブルが報じられ、芸能界に波紋を広げています。彼女の過去を振り返ると、同様の「不仲説」が幾度となく浮上しており、今回の報道もその延長線上に捉えられています。

ドラマ『フェイクマミー』撮影現場での波瑠・田中みな実「不仲説」詳細

先日の『WEB女性自身』の報道によると、ドラマ『フェイクマミー』の撮影現場で、波瑠さんと共演者の田中みな実さんの間に「不仲説」が持ち上がりました。ドラマでは、波瑠さんが転職活動中の元バリキャリOL役、田中みな実さんは第2話から登場し、穏やかで控えめな母親役として、お受験を通して波瑠さんとママ友になっていく役柄を演じています。

しかし、この報道では、撮影現場において波瑠さんと田中さんは演技以外でほとんど言葉を交わさず、田中さんが波瑠さん以外の共演者やスタッフを食事に誘うことで、現場の雰囲気が一時的に冷え込んだと伝えられています。これに対し、田中さんの所属事務所は同誌の取材に対し「そのような事実はございません」と否定。波瑠さんの事務所からも「仲良くさせていただいております」とのコメントが寄せられており、実際のところは依然として不明な点が多い状況です。

田中みな実の公の場での姿、女優としての活動田中みな実の公の場での姿、女優としての活動

田中みな実を巡る「不仲説」の過去:アナウンサー時代から続く経緯

今回の波瑠さんとの「不仲説」は、田中みな実さんにとって初めての経験ではありません。彼女がTBSのアナウンサーだった時代から、数々の人間関係における「不仲説」が報じられてきた事実があります。

安住紳一郎アナとの「冷戦」と雪解け

特に有名なのは、先輩である安住紳一郎アナウンサーとの一時的な「冷戦状態」です。新人時代の田中さんに対し、仕事の進め方について安住アナが厳しく注意したことがきっかけで、田中さんが1年以上にわたって安住アナを無視し続けたというエピソードは、本人たちによって明かされています。その後、安住アナがアナウンサー室で煎餅を食べ始めた際に田中さんが「私にも1枚いただけますか?」と声をかけたことで、関係が雪解けに向かったとされています。

女子アナ仲間との確執:夏目三久、加藤綾子、そして青木裕子との「バッチバチ」

また、夏目三久さんや加藤綾子さん、青木裕子さんといった女子アナ仲間との間でも、「不仲説」は絶えませんでした。一部は否定されたものの、『サンデージャポン』(TBS系)で共演が多かった青木裕子さんとの関係については、爆笑問題の太田光さんが「バッチバチ」だったと暴露。VTR出演した田中さん自身も「青木さんがメイクルームで一切顔を合わせてくれなかった」と語り、青木さんも「本当に嫌だった」と当時の心境をぶっちゃけるなど、確執があったことを認めています。

女優転身後の不仲説:MEGUMI、石原さとみとの報道と真実

女優として活動の幅を広げてからも、MEGUMIさんやドラマ『Destiny』で共演した石原さとみさんとの間にも「不仲説」が伝えられました。しかし、MEGUMIさんとはプライベートで親交があることが後に判明し、ラジオ番組でのゲスト出演時には不仲説を否定。石原さんに至っては、ドラマの現場で田中さんを「先生」と呼び、美容情報について語り合っていたという話が出ており、全ての不仲説が真実ではなかったことが示されています。

マネージャー連続交代報道が示す「気難しい人物」像

一方で、過去にはマネージャーとのコミュニケーションがうまくいかず、4人連続で担当者が外れたという報道も出ており、世間からは「気難しい人物」という見方も少なくないのが実情です。

ストイックな田中みな実の気質と世間の見方

田中みな実さんのこうした一連の「不仲説」の背景には、彼女の真面目でストイックな気質が、周囲とのコミュニケーションにおいて裏目に出てしまうことが多いのかもしれません。仕事への真摯な姿勢が、時に周囲に誤解を与えたり、距離感を生んだりする可能性も考えられます。女優としての出演作が増え、注目度が高まる中で、今回の波瑠さんとの「不仲説」のような不必要なトラブルがこれ以上増えないことが望まれます。

両事務所が否定した今回の「不仲報道」が、ドラマのタイトル『フェイクマミー』にかけて、単なる「フェイク(偽り)」であることを願うばかりです。


参考資料