「地元の国公立大に進学するか、上京して早慶に進学するかで悩んでいます。どっちがいんでしょうか」。進路選択と人生の関係性を考える


● 地元の国公立大に進学するか、上京して早慶に進学するか

 ――地方の受験生だと、地元の国公立に進学するか、上京して名門私立に入るかは悩むケースは多いと思います。びーやまさんはどちらがいいと思いますか?

 びーやま氏(以下:びーやま):むずかしい質問ですね。僕も同じ悩みを受験生のときに抱えていましたからね。

 ぶっちゃけ絶対的な答えはないというか、人によって正解が変わるということ前提ですが、大企業への就職を希望するなら早慶、研究をはじめ、専門的なことを学びたいなら国公立という感じじゃないでしょうか。もちろん、文系か理系かでも大きく変わるとは思いますが。

 ――詳しくお聞かせください。

 びーやま:まず、地元の国公立か早慶かで悩むのはレベルの高いことなので非常にいいことです。どちらの道を選んでも大失敗することはないと思います。

 ですから、メリットの大きさで考えて行くのがいいと思います。

 それぞれのメリットを考えていくと、早慶の最大のメリットはその知名度と社会での信頼度だと僕は感じています。基本的に就職時に大学名で落とされることもないですし、立地もいいので、どんな会社でも受けることが可能です。

 加えて、OB・OGも強いですから情報もたくさん手に入ります。大企業の採用大学ランキングや社長輩出ランキングでもこの2校は毎回必ず入ってきますから、将来のキャリアを構築しやすいというのが魅力でしょう。

 大学生活を考えても、先生たちのレベルは低くないですし、世界中から留学生も集まってきて、いろいろな刺激を受けながら勉強することができます。

 僕はこういったメリットの大きさを感じて、茨城の田舎から早稲田に進学しました。

 もちろん、経済的事情や家庭的事情をクリアできていればという前提付きですが、進学の選択肢としては悪くないと思います。



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