女優の永野芽郁(25)が28日(日本時間29日)、カナダ・モントリオールで開催されたファンタジア国際映画祭に登壇しました。永野が俳優・大泉洋(52)とダブル主演を務める映画「かくかくしかじか」(監督:関和亮)は、同映画祭のコンペ部門に正式招待されており、原作者である漫画家の東村アキコ氏と共に急遽舞台挨拶を行いました。今回の登壇は、俳優の田中圭との不倫疑惑が報じられて以来、5月16日に一般客向けに行われた同映画の初日舞台挨拶以来の公の場となり、注目を集めました。
国際映画祭での華やかな登場と挨拶
薄いベージュの優雅なドレスに身を包んだ永野芽郁は、ファンタジア国際映画祭のステージに登場すると、フランス語と英語で流暢に挨拶をしました。彼女は「ボンソワール(こんばんは)、永野芽郁です。今日は来てくれて本当にどうもありがとうございます。今日はぜひ映画を楽しんでいただけるとうれしいです」と、集まった観客に感謝の言葉を述べました。上映前には観客との写真撮影が行われ、映画の上映終了後には会場全体から温かいスタンディングオベーションが湧き起こり、永野の登場と作品への期待の高さがうかがえました。
ファンタジア国際映画祭で登壇し、観客に笑顔で語りかける永野芽郁
「かくかくしかじか」への期待と観客の熱狂
映画「かくかくしかじか」は、その斬新なストーリーと豪華キャストで注目を集めており、今回ファンタジア国際映画祭のコンペ部門に正式招待されたことは、作品の世界的な評価を示すものです。主演の永野芽郁と大泉洋の演技に加え、人気漫画家・東村アキコの原作という強力なバックグラウンドが、映画ファンの期待を一層高めていました。モントリオールの観客は、永野の登場を熱狂的に歓迎し、映画に対する深い関心を示しました。
永野芽郁が語る初の海外映画祭体験
初めての海外映画祭参加となった永野は、登壇後の感想を笑顔で語りました。「はじめての海外の映画祭だったので、どんな雰囲気なのかと緊張していましたが、モントリオールの劇場に来てくださったみなさんがすごくアットホームで、一気にモントリオールも大好きになりましたし、すごく良い思い出になりました」と、自身の経験を振り返りました。また、現地の映画ファンの反応については、「現地のみなさん、すごく盛り上がってくださって、やっぱり言葉の壁もあるのかなと思っていたんですが、私たちが日本語でお話してもみなさんすごく笑顔でずっと聞いてくださって、映画を心待ちにしてくださっていたんだなというのを、みなさんの反応から感じることができてとてもありがたかったです」と感謝の言葉を述べ、国境を越えた映画の力と観客の温かさに触れた感動を明かしました。
永野芽郁にとって、モントリオールでのファンタジア国際映画祭は、忘れがたい貴重な経験となり、女優としての国際的な飛躍への第一歩となることでしょう。
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