8月8日、故・竹内英明前兵庫県議に対する名誉棄損容疑で、竹内氏の妻がNHK党の立花孝志党首を刑事告訴したことを明らかにした。告訴状では、立花氏が竹内氏について「警察の取り調べを受けている」「逮捕される予定だった」などと虚偽の発信を行ったとされた。警察は6月に告訴状を受理したという。
【画像】「主人の死が無駄ではなかったと…」取材に応じる竹内県議の妻
今回、竹内氏の妻が「 週刊文春 」の取材に応じ、刑事告訴に踏み切った理由を語った。
「亡くなった主人の名誉や尊厳をきちんと守っていきたいというのももちろんですが、それによって社会が変わっていくきっかけになってほしいと思っています。それで初めて、主人がやってきたことも、その死も無駄ではなかったと自分の中で位置づけられるように思えます」(竹内氏の妻)
斎藤知事も陰謀論を煽るような発言を…
竹内氏は、今年1月に自ら命を絶った。斎藤元彦兵庫県知事(47)が出直し選挙に臨んだ昨年の知事選期間中、「知事を貶めた黒幕」として謂れなき誹謗中傷を受け、精神的に不安定になった末のことだった。
根拠不明の「陰謀論」というべき言説だった「黒幕」批判。竹内氏の妻が取材に明かしたのは、この陰謀論により日常が一変したことの恐怖だった。斎藤知事も選挙期間中、演説の中で陰謀論を煽るような発言をし、耳を疑ったという。
現在配信中の「 週刊文春 電子版 」では、現代社会を侵食しつつある陰謀論の正体に迫る新連載「陰謀論の研究」がスタート。連載第1回は、昨年の兵庫県知事選をめぐる陰謀論の影響や竹内氏の妻が味わった恐怖、斎藤知事が演説で口にした言葉などを詳報している。
「週刊文春」編集部/週刊文春 電子版オリジナル