【中国】奇瑞の空飛ぶクルマ、駐車場へ停車可能に


 特許の申請内容は、翼体板と2つの固定翼、2組の展開・折り畳み部品を含む。展開時には固定翼が車体に対して水平方向に広がり、飛行に適した形状となる一方、折り畳み時には翼が車体に沿う形で収納され、車幅を抑える構造。

 奇瑞汽車は、今春に上海市で開かれた世界最大級の自動車展示会「上海国際汽車展覧会(上海国際モーターショー)」で空飛ぶクルマの試作機を披露した。機体は飛行モジュール、座席モジュール、走行モジュールの3ユニットから構成。各モジュールは分離・接続が可能で、使用環境や運用目的に応じて変更できる設計となっている。

 ■上海に新会社

 中国の企業情報サイト「愛企査」によると、奇瑞汽車はこのほど上海市に全額出資の新会社「上海科思麦汽車科技」を設立した。登録資本金は8,000万元(約16億5,000万円)。「新エネルギー車(NEV)」の販売、自動車部品や人工知能(AI)ソフトウエアの開発などを手がける。



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