コムドットやまと、霜降り明星・粗品からの漫才「酷評」に本音吐露「悔しい」M-1王者評価に複雑な胸中

人気YouTuberグループ・コムドットのやまとが、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品による自身の漫才への「酷評」についてX(旧ツイッター)を更新し、話題を呼んでいます。M-1グランプリ王者からの評価に光栄の意を示しつつも、本気で取り組んだ漫才への悔しさをにじませ、リベンジへの意欲を燃やしています。

霜降り明星・粗品による「1人賛否」での酷評詳細

事の発端は、粗品が5月28日に自身のYouTubeチャンネルで公開した人気企画「1人賛否」でした。この中で、コムドットが横浜アリーナで披露した漫才が取り上げられました。コムドットは、メンバー2人が2カ月かけて制作した漫才を5月16日に動画で公開しており、このパフォーマンスに対し、粗品は動画を実際に視聴した上で批評を展開しました。

粗品は冒頭、「YouTuber嫌いの俺、漫才愛が強い俺、漫才番組の審査員も務めてる俺、ということでね。いやいや本当に素晴らしかったですよ、漫才。よかったよ」と皮肉交じりに切り出しました。しかし、お決まりのフレーズ「ただぁ!」を発射すると、「今まで見た人が2人以上しゃべってる映像の中で一番おもんなかったな」と強烈なツッコミを入れました。さらに、「そうやなぁ、面白くはなかったですし、なおかつ今まで俺が人生で見てきた、人が2人以上で何かについてしゃべってる映像の中で、一番おもんなかったかもな」と追い打ちをかけました。粗品は最後に、「芸人のネタとかをパロディしたりしてたんかな? 引用して。まぁだから文化祭だよねっていう話で。プラス、格が違うから、そんなけちょんけちょんにこき下ろす程でもないなっていう」と補足し、プロとアマチュアの違いを明確にしました。

霜降り明星の粗品が自身のYouTubeチャンネル「1人賛否」でコムドットの漫才を酷評する様子 (2024年3月撮影)霜降り明星の粗品が自身のYouTubeチャンネル「1人賛否」でコムドットの漫才を酷評する様子 (2024年3月撮影)

コムドットやまとの率直な胸中とリベンジ宣言

粗品による辛辣な評価に対し、コムドットのやまとが5月31日までにXを更新し、自身の思いを明かしました。やまとは、「横浜アリーナで披露した漫才が粗品さんから酷評されていることが話題になっていますが、人生初の漫才をM-1チャンピョンに評価していただけたこととても光栄に思ってます」と、プロの芸人、しかもM-1王者からの評価であることに敬意を表しました。

しかし、その一方で、「でもやっぱり昔からお笑いが大好きで本気で作ったネタだから悔しい」と、お笑いへの情熱と努力が報われなかったことへの率直な悔しさを吐露しました。そして、「リベンジ欲メラメラ」と綴り、今後の再挑戦への強い意欲を示しました。この投稿は、エンターテインメント業界におけるプロとYouTuberの間の線引きや、それぞれのパフォーマーとしてのプライドが交錯する様を浮き彫りにしています。

やまとの投稿へのSNS上の反応

やまとの投稿に対し、SNS上では様々な意見が寄せられています。肯定的な声としては、「チャンピョンかわいい」「やまとくんが一生懸命作った漫才はめちゃくちゃ面白かったよ」といった温かいコメントが見られました。

一方で、粗品の意図や、お笑いへの向き合い方について、厳しい指摘も多数寄せられています。「冷静に考えて、粗品の一人賛否を『評価』だと思ってる時点でお笑いのセンスないと思う。あの一人賛否は粗品の『ネタ』なんだよなぁ。。そもそも『ネタ』にされてる時点で酷評どうこうではなく、相手にされてないって『本当のお笑い好き』なら理解できると思います」と、粗品の行動が単なる「評価」ではなく、それ自体が「お笑い」の一部であると指摘する声が多く見られました。また、「前半4行は別にいいけど、昔からお笑い大好きでとか余計なこと言わない方がいいとおもう。やまとはまだ頑張ってたけど、ゆうたスカし過ぎだからあむぎりとかとやれば?」と、やまとの発言内容や、他のメンバーとのパフォーマンス差に言及する具体的な意見もありました。

今回の件は、YouTuberがお笑いの領域に挑戦することの難しさ、そしてプロの芸人からの評価の重みを改めて浮き彫りにしました。コムドットやまとの「リベンジ」が今後どのような形で見られるのか、引き続き注目が集まります。

Source link