2025年8月1日(金)の天気:台風9号接近と広範囲での猛暑に厳重警戒

2025年8月1日(金)は、日本列島が台風9号の接近と広範囲にわたる猛暑という二つの大きな気象リスクに直面します。特に伊豆諸島や関東の沿岸部では、台風の影響による暴風、高波、大雨に厳重な警戒が必要です。一方、晴れる地域では連日の危険な暑さが続き、熱中症への対策が不可欠となります。最新の気象情報を確認し、安全を最優先に行動しましょう。

台風9号、関東沿岸部へ北上:警戒すべき時間帯と影響

2025年8月1日(金)の全国天気予報と予想気温を示す地図2025年8月1日(金)の全国天気予報と予想気温を示す地図

台風9号は、8月1日午前3時時点で八丈島の東南東に位置し、時速15キロの速度で北北西に進んでいます。この後も自転車並みの速度を保ちながら北上を続け、8月2日(土)未明には暴風域を伴ったまま千葉県銚子市の南に達する見込みです。

8月1日午前3時時点の台風9号進路予想図と午後11時の雨風予測マップ8月1日午前3時時点の台風9号進路予想図と午後11時の雨風予測マップ

八丈島では日中をピークに暴風や大雨への警戒が特に必要です。関東の沿岸部でも昼前後から雨が降り出し、千葉県では夜遅くから2日朝にかけて荒れた天気となる恐れがあります。波はうねりを伴い大しけとなるため、すでに影響が出ている地域では決して海に近づかないでください。暴風による被害、土砂災害、低地の浸水、河川の増水や氾濫など、複合的な災害リスクが高まります。また、2日未明から朝にかけては東北南部の太平洋側でも雨や風が強まる可能性がありますので、周辺地域の方も注意が必要です。

広範囲で危険な猛暑が継続:熱中症への厳重な警戒を

2025年8月1日の予想最高気温分布図と熱中症警戒アラート発令地域2025年8月1日の予想最高気温分布図と熱中症警戒アラート発令地域

気温については、関東地方ではほぼ平年並みかやや低く、東京都心では30℃の予想と、比較的暑さが落ち着く見込みです。しかし、その他の地域では引き続き猛暑が続き、危険な暑さとなる場所も少なくありません。

本日、東北北部から沖縄にかけての32の都府県に「熱中症警戒アラート」が発表されています。不要不急の外出を避け、冷房の適切な使用、こまめな水分補給、塩分補給を心がけるなど、暑さから身を守る工夫を徹底し、体調管理に努めてください。

8月1日の主要都市予想最高気温と熱中症の主な症状イラスト8月1日の主要都市予想最高気温と熱中症の主な症状イラスト

2025年8月1日(金)の主な都市の予想最高気温:

  • 39℃: 日田(大分)
  • 38℃: 名古屋、岐阜、長岡(新潟)、高松、山口、久留米(福岡)、佐賀
  • 37℃: 秋田、京都、津山(岡山)、岡山、熊本、人吉(熊本)

結論

8月1日(金)は、日本各地で気象条件が大きく異なる一日となります。台風9号の進路に位置する地域では、暴風雨への厳重な警戒と安全確保が最優先です。一方、台風の影響が少ない地域では、記録的な猛暑が続くため、熱中症対策が不可欠となります。気象庁や地方自治体から発表される最新の情報を常に確認し、各自の判断で適切な行動をとることで、被害を最小限に抑えましょう。

参考文献: