7月31日、人気ダンス&ボーカルグループ『三代目J SOUL BROTHERS』のボーカリスト今市隆二氏が、暴行と脅迫の疑いで書類送検されたことが明らかになりました。この突然の報道は、多くのファンや関係者に大きな衝撃を与え、現在その波紋が広がりを見せています。
タクシー運転手への暴行・脅迫容疑の詳細
捜査関係者によると、今市氏が書類送検された容疑は、4月5日早朝に発生したとされています。当時、今市氏は知人と共に酒に酔った状態で飲食店から帰宅途中、タクシーに乗車しました。その車内において、男性運転手に対し「殺すぞ」などの脅迫めいた言葉を浴びせたほか、腕を引っ張る行為や、運転席と後部座席を隔てるアクリル板を殴る行為に及んだとされています。
このトラブルにより運転手に怪我はなかったものの、約10分間の短い乗車時間の中で起きた出来事と報じられています。捜査に対し、今市氏は「タクシーに乗る前に別の人ともめて、イライラしていた」と供述しているとされ、所属事務所のLDHは近いうちに詳細な発表を行う予定です。
書類送検が報じられた三代目JSBの今市隆二
繰り返される泥酔トラブルと過去の報道
今回の騒動が報じられると、インターネット上ではファンからの困惑や悲しみの声が相次ぎました。「何してるんだ」「嘘であってほしい」「お酒が入ると性格が変わるタイプなのか」といった驚きの声が上がる一方で、一部のファンは過去のあるトラブルを思い出していました。
今市氏は、2020年1月にも『週刊文春』によって沖縄での泥酔トラブルが報じられた過去があります。当時、沖縄県石垣市内のカラオケバーにいた今市氏は、酒に酔った状態でナンパした女性に酒をかけるという騒動を起こしたとされています。この際も世間に衝撃が走りましたが、今回はそれに続く2度目の泥酔トラブルとして認識されており、ファンからは「またか」という呆れ声すら聞かれています。
揺らぐ「誠実」なイメージと今後の活動への影響
2010年に応募総数3万人という大規模なオーディションを勝ち抜き、三代目J SOUL BROTHERSのボーカルとして華々しくデビューした今市氏。シンデレラボーイとして輝かしいアーティスト活動を続け、今年からは音楽大学の客員教授も務めるなど、そのキャリアは順風満帆に見えました。しかし、今回の自身の言動によって、これまで築き上げてきた経歴に大きな傷をつけてしまった形です。
デビュー以来、彼の端正な顔立ちと誠実さ溢れる姿は多くのファンを魅了してきました。ワイルドさを醸し出しながらも、内面は真っ直ぐであるというギャップが彼らしさでもありましたが、今回の騒動でそのイメージは大きく揺らぎ、「ギャップが崩壊した」と感じるファンも少なくありません。ファンクラブやSNS上では落胆の思いが広がり、今後グループ活動がどうなっていくのか、不安が募るばかりです。
今回の書類送検は、今市氏のこれまでのクリーンなイメージを大きく損なうものであり、彼のキャリアにおける大きな転換点となる可能性を秘めています。ファンや関係者は今後のLDHからの発表や司法の動向を注視しており、今市氏が失われた信頼をどのように回復していくのか、その道のりは険しいものとなるでしょう。
出典
https://news.yahoo.co.jp/articles/6926177d683a76a018932ee97968a577c39f343d