横浜ひき逃げ:信号無視で母娘の車に衝突、怒りの被害者と逃走犯の行方

神奈川県横浜市で24日夜8時半頃、母親と小学1年生の娘が乗る車が、信号無視の車両によるひき逃げの被害に遭いました。突然の衝突音と「嘘でしょ!」という悲鳴が車内に響き渡り、平和なドライブは一瞬にして恐怖へと変わりました。もしもう少し衝突地点が手前だったら命の危険もあったという、その衝撃の瞬間と、逃走した犯人への被害者家族の怒りを詳報します。

衝撃の衝突瞬間:信号無視の白っぽい車

事故直前、母親と娘は車内で歌を歌うなど、和気あいあいとした時間を過ごしていました。しかし、信号が青に変わり、車が動き出したその時、事態は急変します。画面の右側から、信号を完全に無視して猛スピードで突っ込んできた白い車が、母娘の車に激しく衝突したのです。

横浜市で信号無視の車が母娘の車に衝突する瞬間横浜市で信号無視の車が母娘の車に衝突する瞬間

衝突の瞬間、運転していた母親は「頭が真っ白になった」と語り、車内はそれまでの明るい雰囲気から一転、静まり返りました。この衝撃により、母娘の車のバンパーは大きくへこみ、運転していた母親は首に全治2週間の怪我を負いましたが、同乗していた小学1年生の娘は幸いにも無事でした。

被害者家族の怒り:逃走犯への強い憤り

事故の衝撃に呆然とする母娘をよそに、白い車の運転手は停車するそぶりすら見せず、そのまま現場から走り去っていきました。この信じられないようなひき逃げ行為に対し、被害者の母親は「怒りしかない。早く名乗り出てほしい」と強い憤りを露わにしています。

車に乗っていた小学1年生の娘も、事故の恐怖と逃走した犯人への怒りを抱えています。「ドン!って来るのが怖かった。車に乗るのが怖くなりました」と語る娘の言葉は、事故が幼い心に残した深い傷を示しています。

警察の捜査状況:過失運転致傷とひき逃げ

この事件を受け、神奈川県警は過失運転致傷とひき逃げ事件として捜査を開始しました。信号無視による衝突事故に加え、負傷者が出たにもかかわらず現場から逃走した白い車の運転手の行方を、現在も懸命に追っています。目撃情報や周辺の防犯カメラ映像などから、早期の犯人特定と逮捕が望まれます。

参考文献