劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章、17日間で興収176億円超!歴代記録更新の勢い

2025年8月4日、アニメ『鬼滅の刃』(原作:吾峠呼世晴)の公式X(旧:Twitter)は、7月18日より公開中の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が、公開17日間で観客動員数1255万8582人、興行収入176億3955万7600円という驚異的な記録を達成したと発表しました。この特大ヒットを受け、ファンからは「1日約10億ってすごすぎ」「とんでもない記録だけど、それだけの価値があります。私たちは今週また観に行きます。」「まだまだ、200億はただの通過点!!次の土日前には越えるかな?」といった喜びと期待の声が続々と寄せられています。

『無限列車編』超えのペースで歴代10位に浮上

この時点で、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は、興行通信社が発表する日本国内の歴代興行収入記録において第10位にランクインしました。これは、実写邦画の歴代興行収入第1位を誇る『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年公開、173.5億円)の記録をも既に上回っています。

最終興行収入は500億円に届くか?今後の焦点

参考として、2020年11月2日に発表された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(2020年10月16日公開)の公開17日間の記録は、観客動員1189万1254人、興行収入157億9936万5450円でした。『無限城編 第一章』の現在の成績は、『無限列車編』と比較して観客動員で105.6%、興行収入で111.6%という圧倒的なペースで推移しています。

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』のキービジュアル。本作の興行収入が「何百億」に達するか、歴代記録更新への期待が高まる。『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』のキービジュアル。本作の興行収入が「何百億」に達するか、歴代記録更新への期待が高まる。

単純計算で『無限列車編』が最終的に404.3億円を記録したことを踏まえると、『無限城編 第一章』がその111.6%のペースを維持した場合、最終的な興行収入は約451.2億円に達する可能性を秘めています。次に待ち受ける歴代記録は、スタジオジブリ作品『ハウルの動く城』(2004年公開、196億円)の歴代9位であり、いつ頃これを突破するのかに注目が集まっています。また、『無限列車編』が24日で200億円を突破したのに対し、『無限城編 第一章』がこの記録をどれほど短縮できるのかも大きな見どころです。

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は、その公開からわずか半月余りで既に歴史的な成功を収めており、今後の興行収入の動向が映画界のみならず、社会現象としても大きな注目を集めています。

参考文献