動物病院の火災で愛犬死ぬ 飼い主が300万円の賠償求め提訴 東京


【写真で見る】動物病院の火災で死んだ愛犬「ミエル」

 死んだのは5歳の雄犬の「ミエル」。マルチーズとトイプードルのミックスだった。

 訴状によると、ミエルはヘルニアと診断され5月に東京都内の動物病院で手術を受けた。体調が回復するまで入院することになったが、3日後の朝に建物の一部が燃える火災が発生。煙を吸い込み死んだとしている。

 飼い主側は、火災後の病院側の説明から、火元は病院で使っていたバリカンで、劣化した充電用コードで長時間充電を続けたことが原因だと主張。預かった犬の安全を確保する注意義務を負っているのに、点検や管理を怠ったとしている。

 また、病院はホームページで火災の事実を公表したものの、謝罪の言葉がなかったとし、家族同然のペットの死を軽視しており、不誠実だと訴えている。

 病院側は「訴状を見ていないのでコメントを控える」とした。【安元久美子】



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