YOASOBIのAyase、全身タトゥーにファンの動揺広がる?「テレビ離れ」と海外戦略の全貌

人気音楽ユニットYOASOBIは、7月から11月にかけて全国ツアーを開催中です。その最中、コンポーザーのAyaseが自身のInstagramに近況を投稿し、ファンやメディアの間で大きな話題を呼んでいます。特に注目されたのは、彼の上半身にびっしりと入ったタトゥーです。

Ayaseのタトゥー写真が波紋「NHK出演は?」

Ayaseが投稿したツアー初日の熊本での写真には、タンクトップ姿のAyaseが写っており、首、肩、手首に至るまでタトゥーが鮮明に見えました。この投稿に対し、コメント欄には「タトゥーえぐ」「以前とはだいぶ変わった」「タトゥーやばすぎ NHK出れないぞ」といった、驚きや懸念の声が多数寄せられました。近年、タトゥーを公表するアーティストは増えているものの、日本では未だ抵抗感が根強く、YOASOBIのテレビ出演に影響が出るのではないかと心配する声も聞かれます。

YOASOBIのコンポーザーAyaseとボーカルikuraが並ぶ写真、Ayaseの腕にはタトゥーがちらりと見える。YOASOBIのコンポーザーAyaseとボーカルikuraが並ぶ写真、Ayaseの腕にはタトゥーがちらりと見える。

進む「テレビ離れ」と新たな活動スタイル

YOASOBIは2019年のデビューシングル「夜に駆ける」で一躍脚光を浴び、その後も数々のヒット曲を世に送り出してきました。2020年、2021年、2023年には「NHK紅白歌合戦」にも出場し、国民的な知名度を獲得しています。しかし、その一方で、民放の音楽番組への出演は減少傾向にあります。「ミュージックステーション」や「CDTVライブ!ライブ!」などへの出演は初期に集中し、2024年3月の「with MUSIC」以降、テレビでの姿を見る機会は限られています。これは、一部の芸能記者も指摘するように、YOASOBIの「テレビ離れ」が進んでいると分析されています。一方で、ライブや音楽フェスティバルへの出演は途切れることなく、活動の中心が変化している様子が伺えます。

所属事務所移籍で加速する「世界戦略」

YOASOBIの活動スタイルの変化には、所属事務所の「変革」も大きく関わっています。2024年9月、YOASOBIはこれまでの「ソニー・ミュージックエンタテインメント」から、新設されたマネジメント・レーベル会社「Echoes」へと移籍しました。この移籍後、YOASOBIは急速に海外活動を加速させています。2024年12月には韓国、台湾、シンガポールなど7カ国でのアジアツアーを成功させ、2025年にはロサンゼルスやスペインで開催された音楽イベントにも参加するなど、その活動範囲は世界へと広がっています。レコード会社関係者によると、これはK-POPアイドルがまずアジアで人気を確立し、その後欧米に進出する戦略と類似しており、YOASOBIも同様の国際展開を図っている可能性が指摘されています。

まとめ

YOASOBIはデビューから6年が経過し、Ayaseのタトゥーを巡る話題から、テレビ出演の減少、そして海外市場への本格的な進出と、その活動形態が大きく変化しています。所属事務所の移籍を機に、K-POPにも通じる世界戦略を展開し始めたYOASOBIは、名実ともに“世界を駆けるアーティスト”となるのか、今後の動向が注目されます。


参考文献

  • Flash: 「YOASOBIのAyase、上半身“びっしりタトゥ”姿にファン騒然 「テレビ離れ」で進む“世界戦略”」. Yahoo!ニュースより.
  • Yahoo!ニュース: YOASOBI関連記事