【ニューヨーク共同】米軍による広島への原爆投下から80年を迎えた6日、映画監督のジェームズ・キャメロンさん、俳優のジュリアン・ムーアさんら米国で活躍する著名文化人計63人が連名で「核兵器のない未来」を求める声明を米紙ニューヨーク・タイムズなどに掲載した。
声明を取りまとめた非営利団体「核脅威イニシアチブ」によると、広島県の湯崎英彦、長崎県の大石賢吾両知事、モニズ元米エネルギー長官の賛同を得て、同紙と芸能誌バラエティーに掲載された。
声明は「今日、核兵器が再び使用される恐れがかつてなく高まっている」と危機感を示した上で、世界の政治指導者に核軍縮への行動を促そうと呼びかけた。