堀江貴文氏、国会議員の「居眠り」批判に激怒「能力の高い人間がやりたくなくなる」と警鐘

実業家の堀江貴文氏(52)が自身のX(旧ツイッター)を更新し、国会議員の「居眠り」に対する世間の批判に対し、強い不満を表明した。一般アカウントからの指摘に対し、堀江氏は激しい言葉で反論しており、その発言が注目を集めている。

国会議員の「居眠り」問題に堀江氏が持論を展開

堀江氏は6日午後、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(56)が百田尚樹参院議員(69)の国会での「目を閉じていた」行為を擁護する投稿を引用。これに対し堀江氏は「んー、そんなこと言われて叩かれてるから民間から政治家になりたいって思わないんすよ。別に居眠りしながら政治改革すりゃいいんじゃないですか」と、自身の見解を述べていた。

日本の実業家、堀江貴文氏。国会議員の居眠り問題に対するXでの発言が注目を集めている。日本の実業家、堀江貴文氏。国会議員の居眠り問題に対するXでの発言が注目を集めている。

この投稿には複数の一般ユーザーから意見が寄せられた。あるアカウントが「立場のある人がこういう場で寝るのは少しまずいかも」と指摘すると、堀江氏は「俺も絶対居眠りする自信あるから政治家やりたくないんですよね」と返信。また、「叩かれるの分かってるんだから居眠りは耐えろよって思う」というコメントに対しては、「私はそんなくだらない事に神経使って欲しくないとおもいますね」と一蹴した。

「どう見られるか」の批判に「バカめ」と反論

さらに堀江氏は、6日正午過ぎに「式典なんてどんなのもつまんねーんだから居眠りくらいするだろよ」と投稿していた。これに対し、別の一般アカウントが「『どう見られるか』が分からないなら、政治家をすべきでは無いと思います」と批判的なコメントを寄せた。

この指摘に対し、堀江氏の怒りが爆発。「だから能力の高い人間がやりたくなくなるんだろバカめ」と強く反論し、世間の過剰な批判が有能な人材の政治参画を阻害しているとの持論を改めて強調した。

まとめ

堀江貴文氏の一連のSNSでの発言は、国会議員の居眠りという表面的な問題にとどまらず、政治家に対する世間の見方や、それが有能な人材の政治離れにつながる可能性に対する深い警鐘を鳴らしている。氏は、政治家には形式的な振る舞いよりも、本質的な政治改革に集中すべきだと訴えかけているようだ。

参照元

Yahoo!ニュース